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祭り情報

祭りの流れ



旅行や里帰りをして、「祭りに参加した」「祭りを見に行った」と土産話をしている人はよく見かけます。一口に「祭り」といっても、祭り内で行なわれる催しは多種多様です。自分では全般的に参加したと思っていても、もしかしたらたくさんある出し物の1つに出くわしただけかもしれません。後で後悔しないよう参加する祭り全体の流れを把握しておきましょう。

神を送り届けるまでが祭り

神を送り届けるまでが祭り

祭り全体の流れといっても、それぞれの内容は全国各地すべての祭りで異なるため、全国共通のスケジュールが定められているわけではありません。ですが、祭りにおける基本的な進行と考えられる流れは存在します。それが古くから祭祀として行なわれてきた、「神様をお招きして歓迎の宴を行ない、楽しんでもらってからお帰りいただく」という基本の流れです。古くより、日本ではこの流れに沿って神様を歓迎していました。まず、神様(神霊)をお招きするための準備が行なわれますが、その際に必要とされるのが、神木や神棚、祭壇など地上に降りた神様が憑依するための「依代(よりしろ)」と、神様に喜んでいただくための供物(お神酒・穀物・特産品など)「神饌(しんせん)」です。神様を向かえる準備が整ったら禊(みそぎ)によるお祓いを済ませた神主や巫女がその前で祈り、神様に降霊していただくのです。

神様に楽しんでもらう

神様に楽しんでもらう

ここで地上に来てくださった神様へ祝詞を読んで祈りや感謝の願いを伝えた後、祭りを楽しんでいただくために行なわれるのが神楽や相撲、流鏑馬(やぶさめ)、獅子舞などの伝統芸能です。これらの中には現在独立した武芸やスポーツとして扱われているものも多いですが、もともとは神様を楽しませるための神事でした。

これらの宴で神様に楽しんでいただいた後は、巫女を通じて神様からご神託をいただいたり、占いによって未来を示してもらったりといった神事が行なわれるのですが、神幸祭などの場合では、神様に神輿などへ憑依場所を移動してもらい、各地を廻ることによって穢れを払ってもらう場合もあります。

こうして神様への感謝と祈りの言葉を伝え、満足した神様からも示しをいただいた後は再び神楽などによる神送りの儀が行なわれ、神様に無事お帰りいただければ祭りは終了となります。最後は先程神様に捧げられていた「神饌」を、祭りに参加した人間たちでいただきます。これは「直会(なおらい)」と呼ばれる祭事の一環で、神様と共に食事をする(神人共食:しんじんきょうしょく)ことにより、神と人とが一体になれるという考えでのことでした。

スケジュールを把握しておこう

スケジュールを把握しておこう

以上が古来より行なわれていた基本的な祭事の形態であり、差異はあるものの神社の古くからの例祭などにはこの流れが見てとれるものも多いです。しかし各地の、特に民間信仰から発展した祭りなどには、この流れは当てはまりません。民俗行事を起源とする秋田の「竿燈祭り」、鳥取の「流し雛」などはもちろん、1ヵ月間行なわれる京都の「祇園祭」などは連日異なる催しが行なわれるので、スケジュールを確認するのも大変です。また例祭でも神楽の舞を重視したもの、神輿行列が見どころのものなどありますが、それだけに注目するとその前後に行われる神事を見逃したり、途中で終わったと思い込んでしまうこともあります。ですから、一日の祭事の流れをしっかり把握し、どのような祭りなのかを理解したうえで、祭りに参加しましょう。