ご希望の日本の祭り・花火大会情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

旅探
日本の祭り・花火大会
トップページへ戻る
トップページへ戻る

祭り情報

年中行事と祭り



神道や仏教行事に由来する祭事の中には、年に一度神社やお寺で開かれるもの以外に、「年中行事」として馴染まれているものがいくつかあります。それには日本人が生きていく上で大切だと考えた理由があります。

晴れの日の「ハレ」

晴れの日の「ハレ」

日本人は古来より、一年間の生活が単調なものにならないよう、普通の日常生活をする日と特別なことをする日を分けて考え、両方を組み合わせた生活をしてきました。その考えを「ハレとケ」といい、特殊な日を「ハレ」、普段の生活を「ケ」と呼びます。

ハレの日とは「晴れの日」、日が差したおめでたい日のことであり、祭りに関連した行事を行なう日のことでした。祭りや法会、毎年決まった時期に催されるお月見やひな祭り、現代でいえばクリスマスや七夕など特別な日を定め、行事として一年間に組み合わせることによって日常生活にアクセントを加えたのです。ハレの日は文字通りとっておきの「晴れ着」を着て、祝いの「晴れ舞台」を思い切り楽しんでいました。

褻(せつ)の日の「ケ」

褻(せつ)の日の「ケ」

一方、ケの日とは「褻(せつ)の日」、晴れていない普通の日という意味であり、晴れ着ではなく普段着を着て畑を耕したりする日のことです。つまり我々が普段月曜から金曜にかけて仕事をしているような日のことを言います。

普段はケの日を続けなくてはいけませんが、それだけの単調な日を続けていては仕事もうまくいかなくなってしまう、ケの日を生きる気力や体力がなくなってしまう、すなわちケの日が枯れる「ケガレル」、「穢れ」に繋がってしまうのです。

「穢れ(ケガレ)」とはすなわち死や病魔、出血、悪行などにつながる厄・不浄の要素であり、生きていくうえで貯めこんでしまうととてもよくないものでした。ケの日を続けることによってたまってしまったこの穢れを祓い、正常な状態にしてもらうという意味でもハレの日は必要であり、人々が心身ともに健康で生きるには、この「ハレとケ」のサイクルが必須であると考えられ、年中行事として催事が一年に組み込まれてきたのです。

さまざまな「ハレ」

さまざまな「ハレ」

人々は一年のケの中にさまざまな祭事・神事をハレとして組み込んできました。現在我々が当たり前のようにこなしている行事の中にも、その祭事がたくさんあります。例えば一年の初め、お正月はその最たるものです。お正月はこれから新たな一年を過ごすにあたって、歳神(年神)という神様を招き、今後の安泰を願うという神事ですが、何日か続くお正月中には、たくさんの伝統行事が行なわれます。初詣に行く、門松やしめ縄、鏡餅を飾る、おせちやお雑煮を家族で食べる、新年の書き初めを行なうなど、これらすべて普段行なうことのない神事です。人々は一年の疲れを癒すために、これから一年頑張るために、一年の初めにこのハレの日は設けられているのです。正月が終わると再びケの日が始まるのですが、これから一年の間には神仏さまざまな祭りが、祭事と言う名のハレが組み込まれているので、人はケガレを貯めずに前に進んでいくことができるのです。