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祭りと伝統芸能「神輿」



祭りの定番といえば、町中をゆく盛大なパレード。そしてそのパレードの主役ともいえるのが、豪華絢爛に飾り付けをされ、たくさんの屈強な男たちの手によって担ぎ上げられる「神輿(御輿とも)」です。

神輿とは、神様の乗り物

神輿とは、神様の乗り物

神輿は主に神幸祭(神霊をお招きし、各御旅所をめぐるお祭り)・還幸祭(神様にお帰りいただく祭り)において、神霊・神様が宿る場所であり、いわば「神様のための送迎車」「動く神社」とでもいうべき乗り物です。元々は貴族が乗っていた「輿」という乗り物でしたが、この輿に神様が乗られるということで神の文字が付けられ、「神輿」と呼ばれるようになったそうです。

神輿の起源については定かではありませんが、奈良時代の中期(749年ごろ)東大寺の大仏建立に協力した宇佐八幡の神様が、大仏の完成と同時に都まで参拝に出かけた際に初めて神輿が使われたという記録が残っています。それまでは神様の乗り物として馬などが徴用されていたそうです。

祭りの際にはこの神輿に乗った神様を氏子たちが担ぎ、練り歩くことによって、その町の地域の様子を見てもらい、町の穢れを払っていただこうという意図が込められています。形はそのお祭りによってさまざまで、豪華な神殿の形をしたもの、神様の形をかたどったもの、鳳凰をかたどった鳳輦(ほうれん)と呼ばれるもの、そのお祭りを象徴するもの(動物や生殖器)など多岐に渡ります。

いろいろなパレードの仕方

いろいろなパレードの仕方

神輿を担いで町を一周パレード、というのは祭りにおいて定番の光景ですが、単にお神輿は担いで練り歩いて終わりというだけではありません。お神輿のパレードにはさまざまな趣向がこらされています。

まずはパレードの中で、行列を作っている人たちの様子を観察してみましょう。彼らが演じる役割もまた、そのお祭りによって違います。神様を歓迎し喜ばせるために楽器の演奏や伝統の音頭を演じる人、悪霊退散のための武具を手に持つ人など、当時の武将や神官の格好をする人など多彩な役割が参加者によって演じられ、神輿に負けず豪華な山車が行列に参加することもあります。神輿行列を観察することで、そのお祭りがどのようなお祭りなのかを目で見て判断することもできるのです。

また神輿を運ぶ途中にわざと荒々しく左右に揺さぶったり、神輿同士を激しくぶつけあったりすることもあります。前者は「魂振り」後者は「喧嘩神輿」と呼ばれ、激しく神輿の中の神様の魂を揺さぶることでその力を高め、豊作や病魔の退散、厄祓いにつながるとされています。喧嘩神輿の有無や勝敗についてのルールなどもその地域によりさまざまで、そこからも地域ごとの伝統が見受けられます。

近年見られる神輿

近年見られる神輿

近年の祭りによっては神ではなく人が担ぎ上げられている輿や、村おこしのためのキャラクターが描かれたものなど、バリエーション豊かなものが見受けられます。神様だけではなく、一体何を担いでいるのか観察するのも、お神輿の楽しみ方の1つなのかもしれません。