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祭り情報

さっぽろ雪まつりなど北海道の祭りの特色



北海道といえば日本列島の中でも最も大きな面積を持ち、寒冷ながらも豊かな自然に恵まれ、またアイヌ民族をはじめとした独特の民俗文化が色づいていることなどから、祭りにもそれらが活かされた他県では見られないような趣旨の祭りがたくさんあります。

白銀の世界が作り上げる「さっぽろ雪まつり」

白銀の世界が作り上げる「さっぽろ雪まつり」

毎年2月に大々的に行われる北海道を代表する祭りであり、日本が世界に誇る雪まつりがこの「さっぽろ雪まつり」です。札幌市内の各会場に高さもモチーフも様々かつ技工を凝らした雪像たちが毎年200基以上立ち並ぶ様は北海道の気候あってのものであり、まさに雪の芸術祭ともいえる光景です。

1950年に地元の中高校生たちが公園内に雪像を設置したことがはじまりで、当初は雪合戦・雪像展・カーニバル等を合わせた催しとして行なわれていました。高さ15メートルを超える雪像が作られ、自衛隊、本州からも参加者が現れるなど年々注目を集めていきます。そして、1972年には冬季札幌オリンピックの際に「ようこそ札幌へ」のテーマで雪まつりを開催。これをきっかけに世界的に知られるようになり、瀋陽、ミュンヘン、シドニーなど札幌とつながりの深い外国地域の雪像も制作され、国際色あふれるイベントとしても発展してきました。

さっぽろ雪まつりの大きな目玉は、大雪像以外にも市民の方が雪像作りに参加できることです。第16回から行なわれているこの試みは地元民や観光客にも大人気で、毎年募集を大きく上回るグループ数から応募があるそうです。雪像のモチーフも美術作品や動物からアニメキャラクター、ご当地マスコットなど作り手によって千差万別で、趣向を凝らした力作の数々は撮影スポットとしても人気です。

北海道と高知県のコラボが実現した「YOSAKOIソーラン祭り」

北海道の民謡といえば漁師たちの間で歌われていた「ソーラン節」が有名ですが、この民謡と高知県の「よさこい祭り」が融合して生まれたのが「YOSAKOIソーラン祭り」です。1992年に始まったこの祭りは、毎年6月に札幌市内の約25ヵ所の会場にチームでわかれ独自の踊りやパレードを楽しむというものですが、「鳴子」を持って踊ること、演舞に用いる曲の中に「ソーラン節」のフレーズが入っていること、という2つさえ守られていれば踊りの形式も選曲も自由に決められます。ですから、参加チーム毎に個性豊かなダンスやパフォーマンスを行なえるとあって大盛況を呼び、また年齢、職業、性別問わず誰でも参加できることから"市民の祭り"として、北海道を代表する祭りとして進化を続けています。

北方民族との絆を結ぶ「オロチョンの火祭り」

北海道内に伝わる民族の祭りとしては、アイヌ民俗の「イヨマンテ」(熊祭り)や「チプサンケ」(船おろしの儀)などが有名ですが、現在も毎年7月に網走市で行なわれており、北海道と北方民族間の縁を感じることができるのが「オロチョンの火祭り」です。もともと網走はオホーツク海と面していることからシベリアなど北方圏の民俗と交流があり、オホーツク人と思われる遺骨が発見された海近くのモヨロ貝塚では、彼らに向けて慰霊祭が行なわれていたほどでした。終戦後には樺太からオロッコ人、ギリヤーク人などの北方民族が北海道に引き揚げてきたのですが、彼らが持っていたシャーマニズム的な儀式様式の信仰が注目され、北方民族の鎮魂と郷土の大地が実り豊かなものなるようにという願いを込めて、毎年夏にモヨロ貝塚にてこの火祭りが行なわれるようになりました。シャーマンが燃え上がる火と煙によって神と交信し、民族衣装を着た人たちが太鼓を鳴らしながら火の周囲を踊りまわるこの北方風の祭りの姿には、北海道の交流の歴史が背景にあるのです。