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祭り情報

青森ねぶた祭りなど青森県の祭りの特色



青森県を有する東北地方といえば、日本でも有数の祭り激戦区です。その中でも青森県は有名な「ねぶた」をはじめ、大衆になじみの深い伝統的行事から霊的信仰に由来するものまで、青森には多様な祭りが見て取れます。

青森が世界に誇る「ねぶた祭り」

青森が世界に誇る「ねぶた祭り」

青森ねぶた祭りとは、毎年8月に行なわれる日本を代表する火祭りの1つで、国の「重要無形民俗文化財」にも指定されています。歌舞伎や歴史などを題材とした「ねぶた」と呼ばれる大きな灯籠が街を練り歩くというもので、当日は台車(高さ約2m)も含めて、幅9m・奥行き7m・高さ5mにも及ぶ大きなねぶたが20台以上、さらにその周りを「ハネト」と呼ばれる正装をした人たちが何人も「ラッセ!」という掛け声とともに踊りながらついて歩くという、なんとも豪快で賑やかな祭りです。

ねぶた祭りは元々灯篭を川や海に流して心身の穢れ(けがれ)を払っていた「灯篭流し」が変化したものではないかと考えられており、"ねぶた"という名称は穢れの一種である睡魔、つまり「ねむい」という単語が変化したものでないかといわれています。

ねぶたの周りを踊りながらついていく「ハネト」は、ハネト衣装(正装)を着てさえいれば誰でも参加できるうえ、衣装は青森市内の各デパートなどで一式販売されているほか、貸出と着付けをしてくれるところもあるので、県外からの観光者でも参加がしやすいようになっています。

また、ねぶたといえば青森ねぶた、と発想しがちですが、同様に青森県弘前市で行なわれている「弘前ねぷたまつり」も忘れてはいけません。こちらは青森ねぶたと比べて、趣きのある落ち着いた柄の小さなねぷたから大きなねぷたの順に進行がゆっくりと行なわれるなどの違いがあり、「凱旋を表した青森ねぶた」に対して「出陣を表した弘前ねぷた」と表現されていますが、そのどちらもが青森の文化を表す壮大な祭りです。

一年の豊作を祈願する「八戸えんぶり」

えんぶりとは、八戸市の農民たちの間で長年伝承されている民俗芸能の1つで、豊作祈願のために舞を踊るという祭りです。国の重要無形民俗文化財にも指定されており、現在は毎年2月に行なわれていますが、元々は旧正月の予祝(作物を植える前に神様に今年が豊作になるよう祈る行事)として行なわれていたものであり、「えぶり」という農具を持って踊っていたことに由来します。踊り手たちは「太夫」と呼ばれ、馬の頭を模した特徴的な烏帽子をかぶって踊りますが、この舞のことを「摺る(する)」と呼びます。摺りには様々な演目の種類があり、その踊っている様子は田植えや稲作の動作になぞらえたもので、予祝としての行事の一環であったことが伺えます。神社で行なわれる摺りや囃子によってその年の豊作を願うことが目的ですが、途中には子どもたちによる踊り「えんこえんこ」や「田植え漫才」という演目が行なわれることもあり、八戸の人たちを盛り上げています。

あの世とつながる「恐山大祭」

昔から人々は祭りを行ない神様や祖先の霊の声を聞いてきたとされていますが、現代の日本でも故人と話すことができる機会として知られているのが、青森県北東むつ市に位置する「恐山の大祭」です。恐山は日本三大霊山の一角として知られ、死者の魂が集まる場所として有名です。そんな恐山の大祭は7月と10月に行なわれるのですが、多くの人はイタコの方々による「口寄せ」を目的として訪れます。

イタコとは視力を失ってしまった女性が修行によって力を得た霊媒師のことであり、口寄せとは彼女たちが死者の魂を自らに一時的に宿し、生者との会話を可能にするという霊的な術です。口寄せは大祭時の恐山でのみ行なわれるため、大祭時は全国からたくさんの人が恐山に死者の声を一言聞こうとやってくるのです。また恐山は地蔵信仰を背景に持っており、例祭時には祈祷・法要が行なわれるほか、三途の川から菩提寺総門までご詠歌を唱える人、僧侶、信者の人々が行列をなす山主上山式は大きな見どころとなっています。