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祭り情報

笠間稲荷神社 絵馬祭りなど
茨城県の祭りの特色



東北と関東地方との境目に位置する茨城県は、農業や水産、工業ともに豊かな県ですが、藤原氏や水戸黄門など歴史上の人物との関係も深く、戦に関連した祭りや農耕の神様に祈願する祭りが多く見られます。

祈年祭の意味を持つ「鹿島神宮祭頭祭」

祈年祭の意味を持つ「鹿島神宮祭頭祭」

武神である武甕槌命(タケミカヅチノミコト)を祀っており、藤原氏の氏神でもあることから東北・関東地方一帯にかけて武将・貴族たちの信仰を一心に集めてきた鹿島信仰の総本山・鹿島神宮で行なわれる例祭の中で、最も盛大なのが「祭頭祭」です。

奈良時代の防人たちが西へ警備に赴く際に旅が安全なものになりますように、と願ってはじまった行事とされていますが、3月に行なわれることから春の訪れと豊作を願う祈年祭としての意味も持っています。

鹿島神宮を中心として南北に地域を分け、その中から当番の村が一村ずつ選ばれ祭りの準備が進められますが、祭りの大総督となる男児も一人選ばれます。祭りの当日は甲冑を身にまとい肩車された大総督を先頭として左右に隊列が組まれ、太鼓やほら貝の勇猛な演奏が打ち鳴らされる中、総督に続く若者たちが六尺あまりの樫の棒を組み鳴らしながら境内に向かって町中を踊り流します。その様子は春の来訪を告げると共に、武甕槌命を進行した武将たちの勇姿も思わせます。

徳川光圀公を讃える「水戸黄門まつり」

茨城一の有名人、水戸黄門こと徳川光圀公を讃えて始まった祭りで、毎年8月に行われる夏祭り・七夕祭りとしての側面も持っています。市民の仮装による水戸黄門パレード、市民カーニバルinMITOの他山車や神輿渡御で町中が賑わい、千波湖では約5000発も打ち上げられる花火大会が行なわれるなど、水戸市民にとっての夏の風物詩にもなっています。

昭和32年、「水戸黄門」の映画撮影に茨城を訪れていた黄門役・月形龍之介氏が黄門様の姿で水戸市役所を訪問したことからアイデアが生まれ、その年の8月に「第1回水戸の七夕黄門まつり」としてスタートしました。七夕黄門まつりという名のとおり、当初は戦前より行われていた七夕まつりの一環でしたが、黄門様御一行に扮する仮装パレード、「黄門ばやし」の作曲、「Mr.KOUMON仮装大賞」など年々様々なイベントが行われるようになり、平成4年の第32回から「水戸黄門まつり」と改名されました。開催50回を超えた今でもイベントのリニューアルや新たな試みが行なわれるなど、黄門様同様衰えを見せずに進化を続けています。

願い成就を祈念する「絵馬まつり」

全国に数ある中お稲荷様を祀る神社の中でも日本三大稲荷に数えられる笠間稲荷神社では、縁日である毎年3月に人々の書いた絵馬を燃やし、願いが叶うよう祈る「絵馬まつり」が行なわれています。笠間稲荷神社の御祭神である宇迦之御魂神は農業から養蚕まであらゆる殖産興業にご利益を授けてくれる農業神であり、神様に願いを届けてくれる狐とともに地域の人々から篤く信仰されてきました。

祭り当日は境内に500点あまりの絵馬が飾られる他、お囃子の演奏を伴いながら大絵馬や山車、稚児、狐が町をゆく絵馬行列も行われ、事前に配布しておいた皆様の願いが書かれた絵馬を回収していきます。行列が終了すると絵馬は拝殿前にすべて集められ、願いが成就するよう祈願とともに絵馬を焚く絵馬炎上祭が行われて祭りは終了しますが、「絵馬コンクール」や笠間焼陶芸家・石材店石工家の皆さんによる「陶板・石板絵馬展」も開催されるため、絵馬が焚き上げられた後も楽しむことができます。