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祭り情報

岐阜まつりなど岐阜県の祭りの特色



岐阜県は県北部に位置し山々に囲まれた飛騨、県南部の低い平野に囲まれた美濃という二つの地域によってそれぞれ異なる文化を伝承しており、他県に囲まれた地域柄か東西の地方から文化を取り入れている面も中には見られます。

市内の例祭をまとめた「岐阜まつり(道三まつり)」

市内の例祭をまとめた「岐阜まつり(道三まつり)」

岐阜まつりは特定の神社一ヵ所の祭りというわけではなく、伊奈波神社金神社、橿森神社といった春に開催される岐阜市内の神社の例祭全てのことを指します。これらの祭りがほぼ全て同時期に行なわれることに注目し、市民全体でこれらの祭りを楽しもうという心意気にならって「岐阜まつり」と呼ばれるようになり、毎年4月のこの時期は市全体が祭りの雰囲気に包まれます。

各神社の例祭や街中では縁日が楽しまれますが、見どころは伊奈波神社から始まる神幸祭で、これは岐阜市内を巡行するだけではなく、金神社、橿森神社、北野神社といった各地の神社を伊奈波の神輿が訪れていく、岐阜まつりの間ならではの渡御です。伊奈波神社参道では文化財にも指定された山車4基によるからくりの披露や花火が打ち上げられる「宵宮」も行なわれ、こちらにも多くの人が集まります。

また昭和48年(1973年)からは「美濃の蝮」と呼ばれた戦国時代の雄・斎藤道三に由来した「道三まつり」が岐阜まつりと協賛で行なわれるようになりました。これはNHK大河ドラマ「国盗り物語」の大ヒットを受けて道三本人や美濃(岐阜)のことをより多くの人に知ってもらおうと始まった試みで、当日は道三の菩薩寺である常在寺にて追悼式が行なわれる他、まつりみこしパレードなどで大いに盛り上がります。

両祭は岐阜の春の一大祭り期間として、岐阜市中に活気をもたらしています。

春と秋の祭りを総称する「高山祭り」

高山市の日枝神社で春に行なわれている「山王祭」・桜山八幡宮にて秋に行なわれる「八幡祭」の総称のことを「高山祭り」と呼びます。どちらも風流かつ豪華絢爛な装飾にからくり人形の演義が行なわれる「高山山車」の巡行が特徴で、その優雅さは「動く陽明門」ともいわれているほどです。4月の高山祭では12基、10月の八幡祭では11基がそれぞれ巡行され町を曳行しますが、これらは江戸後期の祭屋台の典型として国の重要有形民俗文化財に指定されている他、祭礼行事そのものも無形民俗文化財に指定されています。また伝統衣装に見をまとった氏子たちが獅子舞、闘鶏楽などの民俗芸能を披露する祭り行列も必見です。

この屋台がいつごろ作られるようになったか定かではありませんが、正徳6年(1716年)ごろに2つの祭りが町衆の祭りになったと思しき記録があり、享保3年(1718年)から山車を曳き始めたという記述が残っていますが、これは江戸の神田明神祭を模して始まったと考えられています。その後からくり人形の導入などを経て現在の形になっていったのですが、その美しさは当時より顕在だったようで、山車を保護するために曳き方を変え、戻し車を付け回転しやすくするなどの工夫が作られたほどです。桃山時代の美しさと工芸術、江戸初期の新興技術を組み合わせ、飛騨の職人技術によって洗練されたものが高山山車であり、古い形式にとらわれず新たな文化を取り入れていった高山の誇りを象徴するものなのです。

日本三大盆踊りの1つ「郡上踊り」

徳島の阿波踊り、秋田の西馬音内盆踊りと並んで「日本三大盆踊り」とされる日本を代表する盆踊りの1つで、400年以上にわたり郡上市(郡上八幡)で受け継がれている盆踊りです。全部で10種類ある踊りが毎年7~9月の33夜にかけて夏の間中会場を変えながら踊り続けられ、8月の盂蘭盆会には4日間夜通しで踊り明かす「徹夜踊り」でクライマックスを迎えます。この郡上踊りは種類が多いのも特徴ですが、老若男女市民観光客誰でも自由に参加して踊ることができるのも特徴で、「見る踊り」ではなく「踊る踊り」とも呼ばれています。

郡上踊りは江戸時代に城主が農民や商人たち同士の関わりあいを強めるための政策として各地で踊られていた盆踊りを全て城下に集め、「盆の4日間は身分に関係なく踊ってよい」と奨励したことに由来します。このように各地から踊りが集められため、郡上踊りでは10種類もの豊かな踊りが舞われるようになりました。しかしどれもバラバラの順番で踊られているわけではなく、最初は「郡上の八幡出てゆく時は~」の歌詞で始まる郡上踊りの代表「かわさき」、次に曲のテンポが早目な「春駒」、難易度の高い「三百」、落ち着いたリズムの「やっちく」・・・といったようにしっかりとバランスよく順番が決まっており、徹夜でも踊り続けられる秘訣はココにあるのです。

郡上踊りは観光客でも地元の人でも関係なく心を1つにしてくれる、岐阜の夏の思い出作りには欠かせない祭りです。