ご希望の日本の祭り・花火大会情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

旅探
日本の祭り・花火大会
トップページへ戻る
トップページへ戻る

祭り情報

宇佐神宮鎮疫祭など大分県の祭りの特色



日本一の湧出量と源泉数を誇る温泉都市・別府で有名な大分県は温泉をはじめ豊富な産地や平野など自然に恵まれた土地を有しています。また九州の他県同様海に面した地形から各地の交流も盛んであり、外来の文化や信仰形態が取り入れられてはじまった祭りなども見られます。

宇佐神宮鎮疫祭

宇佐神宮鎮疫祭

大分県宇佐市に位置し、全国に約4万社を超える八幡信仰の総本山・八幡総本宮宇佐神宮にて毎年2月に行なわれている祭礼の一つです。八幡信仰とは応神天皇を八幡大神様として祀るもので、仏教と神道とが融合した神仏習合の色がつよい信仰形態でもあります。この鎮疫祭もそんな仏教要素のとても強い祭りであり、元々は夜中に般若心経を唱え執り行なっていたことから「御心経会」とも呼ばれています。

この祭りは名前のとおり厄や疫を鎮め、無病息災を祈るというもので、平安時代にこの地へ伝わってきたとされています。当日は上宮と神宮の境内内にある末社、八坂神社で神事を会場にして神事が行なわれます。上宮での本殿祭、八坂神社前での祝詞奏上、舞楽、宇佐七福神霊場会による柴燈護摩司(火渡り)などの神事が奉納されますが、祭りの目玉は八坂神社前の広場にて行なわれる「幣越神事」です。これは約4メートルにも及ぶ五色の大きな御幣(五色幣)を、神職と白丁と呼ばれる従者が鳥居越しに本殿に向かって投げ奉納するという変わった神事です。この投げられた御幣には鎮疫や無病息災などの効果があるとされているため、祭りの観客たちは必死になって散らばった紙や竹の欠片を手に入れようとします。人々はこの欠片を持ち帰り、お守りや護符として家の玄関などに飾るのだそうです。

また幣越神事の前日の宵祭では古神札の焚き上げが行なわれるのですが、この火の中で焼かれたお餅を食べると一年間無病息災で過ごすことができるといいます。日本でも一、二位を争うほど大きな御幣の御利益にあずかろうと、毎年多くの人が紙片を手に入れるために目を光らせています。

やんさ祭り

中津市の大野八幡神社に伝えられている伝統行事で、毎年12月に裸の男たちによる餅つきが行なわれている勇ましい祭りです。

600年以上前、野中の若侍33人が餅をついて神前に奉じたという逸話から始まったとされ、その人数に由来した3升3合3勺のもち米を、ふんどし一つの姿でお祓いを受けたたくましい男たちがついていきます。餅つきは米を七臼半分にわけて行ない、一人一本6尺の樫の杵棒を持った男たちが時計回りにまわりながら「やんさ!やんさ!」の掛け声とともにつきあげていきます。つきあがったお餅は一臼目を鏡餅として神前に、二臼目以降を参拝者に、最後の一臼が餅つきの参加者たちにふるまわれ、つきたてのお餅には厄除けや無病息災の効果があるといわれています。祭りの最後は参加者が座元と氏子側の二チームに分かれ、臼にしがみついて倒されるか守られるかの攻防戦を行ない五穀豊穣を占う「臼倒し」で盛り上がります。その勇壮さもさながら、男たちによるつきたてを直接棒から受け取って食べられるお餅の味は絶品です。

別府八湯温泉まつり

日本でも有数の温泉都市別府を代表する祭りで、たくさんの温泉客が集まるとともに、温泉への恵みを感謝しようという祭りです。市内や駅前を中心に温泉の無料開放やパレードが運行され、まさに「温泉の町」といった雰囲気が別府全体を包み込みます。

温泉まつりは明治43年(1910年)に始まった「温泉市大売出し」というイベントを起源としており、当初は豊年への感謝や温泉地へのお客さんの増加などを目的としたものでした。しかし昭和6年(1931年)以降温泉へ感謝するための祭りとして市全体をあげた「温泉祭り」へと変革し、別府温泉の各地の地元民による多様なイベント他別府温泉を治める温泉神社の神輿御神幸や各種祭事も奉納されるようになりました。その戦争を乗り越えて以降も成長を続け、平成13年(2001年)から現在の「別府八湯温泉まつり」として開催されるようになりました。

祭りの期間中には

  • 約100ヵ所の市営温泉の無料開放
  • 温泉を巡る湯けむり巡回・タクシーの一日運行
  • 総勢千人に及ぶ「湯けむり総パレード」
  • 神輿が周囲から温泉をかけられながら町を練り歩く「湯かけまつり」

など様々なイベントで温泉都市別府を堪能することができますが、中でも冬の間扇山(大平山)でお休みしている温泉の神様たちへ、山の野焼きを行なって春の訪れを伝える「扇山火祭まつり」は温泉まつりだけでなく別府来春の風物詩としても毎年楽しみにされています。日本日の温泉だけでなく、別府の町そのものを楽しむことができる祭りとして毎年全国よりお客さんが訪れています。