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祭り情報

沖縄全島エイサーまつりなど
沖縄県の祭りの特色



日本の最西端に位置する沖縄県は美しい海と自然に囲まれた島国である「琉球王国」として発展し、日本を含む各国との交易から国際色豊かな独自の文化形態を育んできました。伝統行事から食文化にいたるまで興味深いものばかりですが、その中から琉球の文化を残しながら現在まで伝わっている祭りたちを見ていきましょう。

沖縄全島エイサーまつり

沖縄全島エイサーまつり

エイサーとは沖縄に伝わる伝統芸能の一つで、その独特な衣装と太鼓のリズム、跳ねるような踊りは沖縄を代表する文化として今や日本中にその存在は知れ渡っています。またエイサーといえば太鼓を持って踊るようなイメージがありますが、エイサーとは伝えられている地域や人々によって様々な形態が存在するため、必ずしも道具を持っておどるものではありませんし、用いる太鼓の種類も様々です。

その明確な起源や「エイサー」と呼ばれるようになった由来は明らかになってはいませんが、盆踊りの由来ともなった踊りながら仏法を唱える「念仏踊り」が沖縄独自の発展を遂げたという説が有力です。沖縄でも本土の盆踊りと同じようにお盆の時期(沖縄の場合は旧暦)にエイサーは踊られ、ご先祖様の霊を供養するために家々を回っていきますが、これを「道ジュネー」と呼びます。旗頭を先頭に大太鼓、締太鼓たちが軽快なリズムで太鼓やパーランクーを叩き、地方(地謡)が歌い上げる勇壮なエイサー節にあわせ団結して踊る「エイサー」の美しさと力強さには多くの人が魅了されています。

毎年旧盆明けに開催されるこの「沖縄全島エイサーまつり」は、そんな沖縄中のエイサーたちが一同に集い共演する、県下最大のエイサーまつりです。元々はコザ市民たちの気分を盛り上げようと、1956年に「コザ市・エイサーコンクール」というお互いのエイサーについて競い合うイベントとして始まりましたが、1977年の第22回以降現在のエイサーまつりとして、純粋に踊りを楽しむ祭りとなりました。市の青年会による練り歩きや県内から選出されたチームによるエイサーはもちろん本島からの出場者が集うこともあり、まさに全国各地のエイサーの魅力を堪能し尽くすことができるイベントです。

ハーリー

「ハーリー(地域によってはハーレーとも)」とは沖縄各地で行なわれている伝統的な祭りの一つで、旧暦の5月4日を中心に行なわれます。この祭りはもともと沖縄の漁師たち「海人」の間で豊漁祈願や海の平和を祈り行われていたもので、「サバニ」と呼ばれる龍を模した爬竜船を大勢でこぎ、どの船がゴールに最初にたどりつくかレースを行なうというものです。14世紀ごろの琉球王国へ中国から伝わった行事だとされており、漁師たちの間で広まるだけにとどまらず王国の国家的行事になるまで浸透していましたが、戦争を境に長い間その歴史は途絶えてしまいます。しかし現在は沖縄全島各地で復活し、漁師だけでなく大衆も参加できるポピュラーな沖縄の伝統的祭りとして定着しました。

ハーリーの行なわれる形式も各地によって様々で、全長14.5メートルに及ぶ巨大な船を用い、他所のハーリーと比較しておよそ4倍近い人数が一つの船に乗り込んでレースをする「沖縄ハーレー」、湾内パレードや各村から実力ある漕ぎ手のみが参加するアガイスープ、レース途中で一斉に船を転覆させ、再び元に戻してからゴールを目指す独特の転覆競漕が行なわれる「糸満ハーレー」、上記二ヵ所のハーリーを代表として、小中学生や職業ごとにチームを組んでレースを行なうもの、河口をレース場に行なわれるもの、女性同士の対抗戦が行なわれるものなど個性豊かなハーリーが各町で行なわれています。またハーリー当日はレースが開催されるだけでなく、浜辺での神輿巡行や花火大会、場所によっては魚の切り身を船上から投げるイベントなども行なわれます。沖縄の5月の名物イベントであるとともに、海人たちの個性が垣間見える祭りでもあります。

那覇大綱挽まつり

毎年10月に那覇市国際通りを会場に行なわれる祭りで、メインイベントである大綱挽は琉球王国時代からの歴史を持つ伝統祭事です。各地で行なわれている祭事としての綱引きが豊作について占う行事であるのに対し、那覇の綱引きはかつて浮島の中の一港村に過ぎなかった那覇が沖縄でも最大の国際交易都市にまで発展したことの象徴として行なわれてきました。そんな那覇市民の気持ちを高揚させるものとして行なわれていた巨大な綱引きも1935年に中止されてしまいましたが、市制50周年を記念した1971年に復活、さらに1995年には「世界一のわら綱」としてギネスブックに認定されることになり、那覇にとって欠かすことのできない行事の一つとなりました。

世界一に認定された大綱は1997年の時点で

・全長186m

・総重量40t220kg

・直径1m58cm

・手綱数236本

・挽き手15,000人

・参加人数275,000人

という記録を残し、手綱を引きあう事によって幸せと平和を呼び寄せる平和のシンボルとして記録されていますが、これ以降もまだ成長を続けているそうです。かに(銅鑼)やしょーぐ(鉦子)、法螺貝が吹き鳴らされ、黒装束の旗持ちが村々のシンボルである「旗頭」をかかげる中行なわれる巨大な綱引きは白熱の光景です。ルールは30分以内に自分たちのチームへ5メートル綱を引き寄せればよいというものですが、中々勝敗がつかず引き分けになってしまう年も多いようです。