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祭り情報

ニッポンの奇祭
「奇祭(不思議なお祭り)」とは



日本には、たくさんの祭りがありますが、その中には「個性的」という概念を通り越した光景が繰り広げられる祭りがあります。そのような、風変わりでどこか不思議な行事が行なわれる祭りを「奇祭」と人々は呼んでいます。そんな「祭り」という非日常の中のさらに非日常な世界がどういうものか、ご紹介します。

奇祭は普通の祭り?

奇祭は普通の祭り?

そもそも、「普通の祭り」とはどういったものなのでしょうか。多くの人がイメージするようなお祭り、例大祭で賑やかかつ荘厳な雰囲気の中で行われる神に捧げる祝詞や踊り、神輿をかついで町内を一周・・・そういったものが「普通」の祭りなのでしょうか。確かにこういった形式の祭りは日本各地どこの地域でも見られますし、イメージもしやすいでしょう。しかし、それらの祭りの形式が「祭りそのものの形式」であると決められたものではありません。すなわち、奇祭が「普通ではない」とは言えないようです。

現在、日本各地では三十万以上のお祭りが行われていると言います。また一神教の信仰が多いキリスト教圏の各国とは違い、古来より日本では八百万の神を信仰しています。これだけの神様がいる上に、祭が行われる地域や村ごとにまた異なる伝統があるのですから、そこから生み出される信仰の表し方、すなわち祭りの数もまた八百万の形態をとるわけです。それだけの数式が存在するのですから、中には一見ちょっと変わった形のお祭りが存在するのも、至極当然のことだと言えるのではないでしょうか。そして各地の奇祭の背景を知ることは、他地域の祭りと同様その地域の文化や歴史を知ることにも、ひいては日本文化の新たな一面を知ることにもつながるのです。つまり「奇祭」とは、一見変わっているだけで、他と同様立派な「普通のお祭り」なのです。

見た目で判断しないことが大切

見た目で判断しないことが大切

先述の通り、その内容に差異はあれど、「奇祭」というのはその土地の信仰や祈りを表現するための、れっきとした儀式です。しかし、やはりその内容は一見摩訶不思議。中には失礼ながら、「卑猥で公序良俗に反する!」という声が聞こえてきそうなものも多々あります。しかし、どんな奇祭も歴史ある由緒正しい祭りです。主催し、参加している方々も真摯な思いで、行事に取り組んでいます。そのお祭りを否定してしまうのはその人々の想いを、ひいてはその地域が積み重ねてきた文化や歴史そのものを否定することにつながります。一見首をかしげるような祭りに遭遇しても、いろいろ祭りの由来や背景について聞いてみるといいでしょう。きっと「奇祭」そのものに対する見方が変わってくるはずです。そしてその祭りに参加し、自分も「奇」の中に身を置いてみるのもいいでしょう。そうすれば祭りの新たな楽しさが、そしてその地域文化の新たな風景が浮かび上がってくるはずです。