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祭り情報

ニッポンの奇祭「愛知県の大縣神社豊年祭」



古来より「生殖器崇拝」という信仰は、世界中で行なわれてきた、ある意味メジャーな信仰の形の1つです。そこにあるのはもちろん豊穣や子孫繁栄など至極真面目な神への祈りなのですが、現代ではその土地によってさまざまな形のお祭りとなることも。愛知県犬山市の「大縣神社豊年祭(通称 おそそ祭り)」もそんな歴史ある「女性器崇拝」のお祭りの1つです。

子孫繁栄を願おう

子孫繁栄を願おう

大縣神社は元々、尾張開拓の祖神とされる"大縣大神"という神様を祀る神社で創祀は古く、尾張本宮山頂より現在の地にお祀りされてから2016年という歴史ある神社です。その中の摂社である姫之宮では御祭神の神裔とされる玉比売命(たまひめのみこと)を祀り、古来より女性の守護神として称えられ、安産・子授け・婦人病・縁結びの神様として信仰を集めています(姫之宮本殿の背後には「姫石」と呼ばれる、女性器をかたどった石が、ご神体として飾られています。豊年祭はこれらの神様を崇め、「尾張に春を呼ぶ祭」として五穀豊穣・子孫繁栄・国家安泰などを願う祭りになっています。

町をゆく女性器たち

町をゆく女性器たち

いよいよ祭りの当日となると、最寄りの名鉄楽田駅周辺の道端に、「裸で楽器を演奏する女性」「女性器の形をした口のおかめ」などが描かれたノボリが立ち並び、豊年祭の雰囲気を盛り上げています。

そんな中行われる祭り最大の目玉が、さまざまな人や神輿の行列が町中を練り歩くパレード。猿田彦のお面を被った男性を先頭にして、女性器の形をした白い頭巾と衣装の女性たち、ミス姫の宮による飾り車、ノボリの絵同様性器を模した口を持つおかめなど、さまざまなオブジェの神輿やオープンカーなどが通り過ぎていきます。その他にも10俵の大鏡餅の奉納や稚児行列、「福餅」投げなどの神事が行われ、開運招福を願う多くの老若男女たちで毎年賑わいを見せています。

また同時期に男性器を崇拝する同県の田縣神社豊年祭も開催されており、両祭に参加しようとする人も多いのだそうです。

女体の神秘を感じて

女体の神秘を感じて

この祭りではインパクトのあるパレードをはじめ、女性器を模した飴や強精剤なども売り出されるため、どうしても卑猥だと思ってしまったりする人も中には存在します。しかし性器に対する信仰というのはあらゆる宗教において歴史が深いものであると同時に、生命の誕生を司る神聖なものであることを忘れてはいけません。だからこそ女性器を崇拝するという観念と風習が、現代にまで伝え続けられているのです。そのことを忘れずに、このお祭りの間は女体の神秘を存分に感じましょう。