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祭り情報

祭りと地域料理



全国各地をまわる楽しみとして欠かせないのが、その地域で伝えられてきた地域料理・郷土料理の数々です。その場所でしか食べられない料理も多いですが、各地の祭りの時期でしか食べられないもの、祭りごとの中に伝統料理が組み込まれているということも多いです。

神様への捧げ物

神様への捧げ物

もともと世界中の祭りや儀式において、神様を歓迎する際の供物として、食べ物はなくてはならないものでした。日本各地でも神事・祭礼が行なわれる際にはお米や餅、神酒、その地域の名産品や神様にちなんだ食材など、さまざまな食料を神前にささげていました。それら神への供物は「神饌(しんせん)」と呼ばれ、丹精を込めて作ったものを神様に召し上がっていただこうと、祭りごとに個性ある料理が供されていましたが、中でもその地域の特色が強いものは「特殊神饌」と呼ばれています。

そして神事が終了した際には、これら神饌を祭礼に参加した人たちみんなで飲食する「直会(なおらい)」と呼ばれる儀式が行なわれました。神様と同じ食事をすることによって、神と人とが一体となる「神人共食(しんじんきょうしょく)」という理念が込められており、現在も祭りの際には簡略化されたものが行なわれています。

神饌から地域料理へ

神饌から地域料理へ

祭礼の際に食べられていた神饌ですが、地域によっては近隣の山・海でとれる名産品などが捧げられることもありました。そういった特色ある神饌はそのまま祭礼名の別名となり、現在にまで伝えられているものも多いのです。

例えば、京都の祇園祭が別名「ハモ祭り」と呼ばれていることをはじめ、愛知県ではイカ祭り、新潟県では里芋祭り、長野県ではウド祭り、鳥取県のダンゴ祭りといったように全国各県の村々では、いろいろな食べ物の異名がついた祭りが存在します。それらはすべて地域自慢の特産品であり、神饌として捧げられていたものです。その地域の祭礼に捧げられていた神饌を調べれば、その地域の特産品を知ることにもつながるのです。

そしてそういったお祭りの多くでは、神饌に捧げられていた食材を使った料理が伝統料理として受け継がれており、祭りの際に振舞われています。中には他では全く見ることのできないような料理が振舞われることもあり、その地域の歴史と文化を味わうことができます。祭りの時期は、単なる伝統料理ではなく、その地で神様に捧げられていた料理を食べることのできる、貴重な時期でもあるのです。

新たな地域料理たち

新たな地域料理たち

歴史ある伝統料理もすばらしいですが、昨今は各地域で町起こし・村おこしが精力的に行なわれており、それに伴って「郷土料理」や「ご当地グルメ」が祭りの際に振舞われることも多くなっています。山形県の芋煮や秋田県のきりたんぽなどの伝統料理はもちろん、昨今では特産品を具材に用いたハンバーガー、焼きそばなど、「B級グルメ」と呼ばれる料理が注目を集めています。古の伝統料理も新しい地域料理も、その地域の特産品を味わいアピールすることがる場所として、祭りは食の楽しみも我々に与えてくれています。