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祭り情報

世界の祭り(アフリカ・中東)②



エチオピア、モロッコ、カメルーンの祭りを紹介します。

ティムカット/エチオピア

ティムカット/エチオピア

南アフリカ大陸の北東側に位置するエチオピアで行なわれている祭りです。国民の6割以上がキリスト教徒だとされるエチオピアでは、イエス・キリストにちなんだ祭りのひとつとして、この「ティムカット」が行なわれています。開催される日は、毎年1月19日を挟んだ3日間とされています。

ティムカットは、イエス・キリストがヨルダン川で洗礼を受けた日を記念するもので、祭りの行事としては水に関係した催しが様々行なわれます。川の近くに設置された特設会場を主な舞台に、キリスト教の僧侶が「タボット」と呼ばれる「契約の箱」を各教会から持ち寄って集まり、厳かに行列を作ります。そして、祭りは集められたタボットを中心に行なわれ、司祭や僧侶は伝統的な衣装に身を包んでタボットの周りに水を撒くなどします。また祭りの期間中は、聖歌隊の歌や踊りが深夜まで繰り広げられるのも特徴です。タボットは、祭りの終わりに再び各教会に戻されます。

ティムカットは、エチオピアの各都市で行なわれていますが、その発祥となったのはラリベラの街です。そのため、ラリベラの街で行なわれるティムカットは全国でもトップクラスの規模で行なわれます。なお、宗教色の強い祭りですが、観光客でも見学することが許されています。

ファンタジア/モロッコ

ファンタジア/モロッコ

ジブラルタル海峡の西側、アフリカ大陸の北西部に位置するモロッコ王国(通称:モロッコ)で行なわれる祭りです。「ファンタジア」とは、馬にまたがって行なう騎馬芸のことであり、伝統的にモロッコ各地で行なわれている行事であるため、特にいつと決められて開催される祭りではありません。この伝統行事「ファンタジア」を見ることを「ファンタジア・ショー」などと呼び、旅行ツアーなどのオプションとして設定されることが多く、モロッコ料理を食べながら鑑賞するディナーショーのようなスタイルでも披露されています。

ファンタジアでは、全国から集まった騎士たちが民族衣装を身にまとい、美しい装飾の馬具を装着した馬に乗り、身のこなしを披露するものです。整列して一斉に全力疾走したり、人馬一体となった華麗な動きをしたりといった技術が見どころで、人々は騎士たちが磨き上げた技術を見て熱狂します。もともとモロッコの軍人が行なっていた訓練をショーにしたものだと言われています。日本における「流鏑馬(やぶさめ)」に近いものだと考えられるでしょう。

ンゴン/カメルーン

ンゴン/カメルーン

アフリカ大陸の中央部に位置するカメルーン共和国(通称カメルーン)で行なわれる祭りのひとつが「ンゴン」です。英字では「NGUON」と表記します。

ンゴンの舞台となるのは「フンバン」という町の一帯です。カメルーンは、250種類以上の民族が共存する国家ですが、この「フンバン」という町には主にバムン族が集まって暮らしています。このバムン族というのが周囲に影響力のある民族で、かつてはこの地域にバムン族を中心とした民族国家を形成し、周囲の民族との統合なども行なっていたと伝えられています。この地域に残る宮殿跡(現在博物館)は、その当時から残る遺産です。バムン族には現在も王様がおり、強い影響力を持ち、また伝統的な文化を多く持っているのが特徴です。

ンゴンの時期になると全国からバムン族が里帰りをし、フンバンの町に集まります。そして、伝統的な衣装を身に付けて音楽を鳴らし、歌や踊りで大いに盛り上がり祭りを楽しみます。バムン族は仮面やブロンズ彫刻など、工芸品にも伝統的な技術を持っているため、ンゴンではこれらもたくさん登場します。