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祭り情報

世界の奇祭(アジア)①



中国、チベットの奇祭を紹介します。

ルロ祭り/中国・チベット

ルロ祭り/中国・チベット

チベットのアムド地方にあるレゴンで行なわれる、痛々しい奇祭です。6月に行なわれることから「六月会」と呼ばれることもあります。

チベットは、仏教が浸透していると知られていますが、自然信仰のような土着の神々も存在していると伝えられています。ルロ祭りは、まさにそうした土着の神々に向けた祭礼で、祭りでは見るだけでも痛く感じるような儀式が行なわれます。

ルロ祭りでは、伝統的な舞が披露されるだけでなく、シャーマニズム的な儀式が行なわれます。具体的には、口や背中に鉄の棒を串刺しにしたり、火の上を走ったりといった内容です。中には、頭を傷付けて流血させ、その血を大地に捧げるなどの儀式も行なわれます。人々はトランス状態になり、やがて村人のひとりに神が憑依し、神託を行なうとされています。このルロ祭りは、土着宗教のひとつ「ボン教」の影響が強いと言われています。

8世紀頃から始まったとされるルロ祭りですが、中国の文革により長年禁止されていました。近年では、伝統的な文化の復興として復活させる動きが活発化しています。

打樹花(だーすーふぁ)/中国

打樹花(だーすーふぁ)/中国

中国で行なわれている派手な奇祭です。中国では、旧暦の正月を春節として盛大に祝いますが、一部の地域では特に派手なパフォーマンスでお祝いを行ないます。

通常、中国の祭りでは花火が使われることが多いのですが、河北省では「打樹花(だーすーふぁ)」と呼ばれる特殊な花火が用いられます。「花火」と紹介しましたが、私たちがよく知る花火とはまったく異なります。花火職人は1,600度に熱せられたドロドロの鉄を杓ですくい上げ、板に乗せて壁に向かって打ち放ちます。すると液体状になっている高温の鉄は激しく壁にぶつかり、輝きながら舞い散ります。これが打樹花です。

打樹花が生まれた背景には、庶民の貧しさがあったと言われています。中国において花火は富裕層だけに許された娯楽であり、貧しい庶民は花火を楽しむことができないでいました。そんななか、試しに熱した鉄を撒いたら綺麗だった、というのが、この打樹花が生まれた背景です。300年以上前から、この打樹花が楽しまれていたと言われています。

なお、打樹花は危険性が高いため、できる職人は中国全土でも数人しかいないとされています。

ウェサン祭り/中国・チベット

ウェサン祭り/中国・チベット

中国・四川省南西部にあるアバ・チベット族チャン族自治州で行なわれている幻想的な奇祭です。毎年5月か6月あたりに行なわれています。

チベットの人たちは、寺院で拝むときにはコノテガシワの枝を燃やして油をくべて、ハダカ麦の団子(この団子を「ツァンバ」と呼びます)を焼く習慣があります。すると煙突からは芳ばしい煙が登ることになりますが、これを「ウェサン」と呼びます。このウェサンにより神々の世界と人間の世界が繋がり、ようやくお祈りができるとする風習です。

そしてウェサン祭りの際には、人々はコノテガシワの枝を燃やして煙をたきながら経文(きょうもん)を空に投げます。「経文」とは、仏教で使われる経典の文章などのこと。空に投げると言っても当然すぐに落ちてきますから、足元には経文が散らばることになります。ただし、膨大な数の経文を投げますので足元一帯は真っ白な紙片で埋め尽くされることになり、その様子はとてもファンタジー的で美しいものです。

人々はウェサン祭りで神々への敬いや、豊作、健康や平和などを祈願します。