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祭り情報

世界の奇祭(ヨーロッパ)②



スイス、イタリア、フィンランドの奇祭を紹介します。

チェゲッテ/スイス

チェゲッテ/スイス

日本で行なわれる「なまはげ」に似た奇祭が、スイス・ヴァレー地方で行なわれている「チェゲッテ」です。もともとは2月2日を「リヒトメス(聖燭祭)」とし、その翌日から「灰の水曜日(西方教会の文化圏で使われる暦のひとつ、四旬節の初日のことです)」までの期間に行なわれる風習でしたが、現在は開催日について厳密に定められてはいません。

「なまはげ」と同様に、村の男性が恐ろしい形相のお面を装着し、毛皮をかぶって化け物の姿になって家を訪ね歩きます。この姿は煙突の中に住むと言われる「家の精霊」の姿であるとする説があることから、「煙突」を意味する「ロイ」を付け、「ロイチェゲッタ」と呼ぶ場合もあります。民家を訪れたチェゲッテは、恐ろしい姿を見せ付けて子どもたちを驚かしますが、他には煙突の煤に手を突っ込んで、その手でそのまま人に触れて汚す程度で、特に変わったアクションを行なうものではありません。

なお、仮装に使われるお面そのものを「チェゲッテ」と呼ぶ場合もあります。

オレンジ投げ合戦祭り/イタリア

オレンジ投げ合戦祭り/イタリア

イタリアのピエモンテ州トリノ県にあるコムーネ(自治体)のひとつ、イヴレーアで行なわれる奇祭です。ヨーロッパでは、しばしば青果を投げる祭りが行なわれ、有名なものとしてはスペインの「トマティーナ」がありますが、それらの中でも特に危険性が高いと言われるのが、この「オレンジ投げ合戦祭り」です。名前が表すように、この祭りではオレンジが投げ付けられますが、その硬さはトマトの比ではなく、見事にぶつけられた場合には、身体にアザができる程です。

この祭りの開催時期は2月です。もともとは1266年に民衆が貴族に対して起こした一揆を起源としていると伝えられています。貴族に対する怒りを表現してか、この祭りで投げられるオレンジは全力投球に近く、流血が見えることも頻繁にあります。

祭りの名前に「合戦」とあるように、毎年数チームが共通の伝統的コスチュームを身に付け、チーム戦で戦いが行なわれます。見学者はフリージア帽か赤い帽子を装着することで的にならないように配慮されます。

奥様運び世界選手権大会/フィンランド

奥様運び世界選手権大会/フィンランド

1992年から行なわれているフィンランド発祥の祭りが「奥様運びレース」です。フィンランド発祥のスポーツとして世界中に伝播し、世界各地で同様の奥様運びレースが行なわれるようになったため、それら各地域の優勝者たちが競い合う、世界選手権大会として、フィンランドでは毎年7月に世界最高峰の「奥様運びレース」が行なわれるようになりました。

この地域ではかつて、妻と成る女性を村から連れ去る風習があったとされ、それをジョークとしてスポーツにしたのがこの祭りの起源です。

「奥様運びレース」とは、その名の通り旦那が妻を抱きかかえて行なうレースです。このレースは、障害物競走のようなスタイルで行なわれ、全長約250mのコースに設置された水障害や砂地、砂利道などを舞台として競争します。奥様の運び方に決まったルールはなく、おんぶやだっこなどあらゆるスタイルが認められていますが、定番となっているのは奥様の足を両肩に乗せ、後ろ向きに抱え、奥様が旦那の腹部にしがみ付くスタイルです。これは多くの優勝者を排出したエストニアにちなみ「エストニア・スタイル」と呼ばれています。なお、奥様の体重は49kg以上でなければならず、それよりも軽い場合は規定の重りを装着してレースに望むことになります。

優勝者には、奥様の体重と同じだけのビールが贈られます。