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祭り情報

世界の奇祭(ヨーロッパ)③



ブルガリア、ドイツ、ベルギーの奇祭を紹介します。

クケリ/ブルガリア

クケリ/ブルガリア

ブルガリアで行なわれている民族的な習慣が「クケリ」です。人々は毛皮でできた一見異様な仮装を行なうため、知らずに目にした観光客は非常に驚きます。

この祭りは、1月から3月にかけて行なわれています。祭りの目的は、冬の寒さと悪霊を追い出し、春を迎える準備だとされています。「クケリ」という名称の由来ははっきりしていませんが、サンスクリット語で「犬」「動物」を表す「ククラ」という単語があるため、おそらくそれが由来になっているだろうとする説が一般的です。

祭りは、かつてブルガリアの全国で行なわれていましたが、現在は限られた地域のみで行なわれています。特に有名なのはペルニックで行なわれる「クケリ国際フェスティバル」です。人々は毛皮でできた仮装をしてパレードを行ないますが、祭りに参加した子どもたちも同様の仮装を行なうため、その可愛らしさは観光客からも評判です。

クケリで身に付けられる衣装のテーマは動物に関連したものがほとんどですが、異様な化け物のようなデザインから、可愛らしいシンプルなものまで様々です。また、悪霊を追い出すためにベルを装着することも習慣になっており、そのベルは最大で60kgにも及ぶ場合があります。

ファスネット/ドイツ

ファスネット/ドイツ

ドイツの南部、バーデン・ヴェルテンベルク州の各地で行なわれている奇祭が「ファスネット」です。ドイツのゲルマン民族にかつて「アレマン人」がいたため、「アレマン風ファスネット」と呼ばれることもあります。キリスト教で行なわれる謝肉祭の祭りを、現地のゲルマン民族に伝わる祭礼の形と融合させた個性的な祭りとして知られています。別名として「愚者のパレード」とも呼ばれます。

ファスネットに参加する人々は、手作りのお面や衣装を身に付け、魔女や道化師などの仮装を行ない、パレードに参加して街を練り歩きます。またパレードでは、巨大な山車が混ざる場合もあります。仮装の様子が異様な雰囲気で、かつそれが集団でパレードを行なうことから、世界的に奇祭として知られるようになりました。

もともとこの祭りは、「ファッシング・ディーン・スターク」という名前だったと伝えられています。その意味は「カーニバルの火曜日」です。しかし、いつからか「ファスネット」と呼ばれるようになったそうです。

猫祭り/ベルギー

猫祭り/ベルギー

ベルギー・フランドル地方にあるイーペルの町で3年に1度行なわれる奇祭が「猫祭り」です。開催日は、5月の第2日曜日とされています。奇抜な祭りですが1938年から続く伝統を持っています。

この町があるフランドル地方は羊毛の生産が盛んに行なわれている地域ですが、倉庫に保管した毛織物をネズミから守るために、古くから猫が多く飼われていた特徴があります。しかし中世、魔女狩りが行なわれた頃に猫は魔女の使いだと信じられていたことから、一転して猫を虐待するようになってしまいます。イーペルでは、そうした暗い過去を忘れず、また猫への感謝の気持ちを表す目的で、猫祭りが開催されるようになりました。

祭りの当日には、村の人々は猫の仮装をします。また、祭りへの参加を目的として世界中から猫好きが集まり同様に仮装を行なうため、イーペルの町は猫の仮装をした人で埋め尽くされます。普段は静かでのんびりとした町だけに、この祭りの期間の異様さは独特な雰囲気として世界中に知られるようになりました。そして、祭りで行なわれるパレードでは15,000人とも言える人々が参加し、その全員が猫の仮装をしている状態です。

さらに、祭りのクライマックスには「猫投げ」と言われるイベントが催されます。これは町にある繊維会館の鐘楼から黒猫のぬいぐるみを投げ落とすものですが、そのぬいぐるみをキャッチできた人には幸運が訪れるとされています。