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祭り情報

世界の奇祭(オセアニア)③



バヌアツ、フィジー、パプアニューギニアの奇祭を紹介します。

ナゴール/バヌアツ

ナゴール/バヌアツ

よく知られたアクティビティ「バンジージャンプ」のもとになったと言われるのが、この「ナゴール」です。南太平洋のシェパード諸島に浮かぶバヌワツ共和国(通称バヌワツ)で行なわれている成人の儀式のことで、ナゴールはニューヘブリディーズ諸島ペンテコスト島で伝統的に行なわれています。

ナゴールのもととされているのは、1,000年前にあったと言われる伝承です。暴力夫から逃げた妻が木の上に隠れるものの、見つかってしまって夫は木を登って追いかけてきました。そして、あわや捕まってしまうところで妻は木から身を投げ、夫もそれを追って身を投げるのですが、妻は足に蔦を巻いていたため助かり、夫は死亡します。これを儀式として再現したのがナゴールです。

背の高い木に設置したやぐらから、足に蔦を巻いて飛び降りるのは男性です。これは伝承では死んでしまった夫の立場になって飛び降りるもので、「今度は死なない」と言ったメッセージがあると言われています。もとが暴力夫だけに私たちの感性では複雑に感じるところですが、祭りに参加する村人たちは歌や踊りで男性を応援し、祭りを楽しみます。なお、成人の儀式であるのと同時に、豊作を祝う祭礼としても行なわれています。

クラブ・レース/フィジー

クラブ・レース/フィジー

フィジーのリゾート地で習慣的に行なわれているイベントです。「クラブ」とはヤドカリのことで、複数のヤドカリによる賭けレースが、フィジーでは定番の楽しみとして行なわれています。リゾート地のバーなどで行なわれるのが一般的です。

クラブ・レースでは、複数のヤドカリが円の中心に置かれ、どのヤドカリが円からいち早く脱出するかが競われます。人々は司会者が紹介するヤドカリそれぞれのプロフィールを聞き、どのヤドカリに賭けるかを検討します。

クラブ・レースには、2種類の楽しみ方があります。ひとつは日本で言う競馬などのように、優勝すると思うヤドカリに賭けて、配当金の獲得を目指す方法。そしてもうひとつは、ヤドカリのオーナーになる方法です。

このレースに参加するヤドカリの「オーナー権」は、レースの前に競りが行なわれます。順に紹介されていくヤドカリのうち、「このヤドカリが勝つ」と思った人が金額をコールして値を競い合うため、有力だと思われるヤドカリの価格はどんどん釣り上がっていきます。結果、自分がオーナー権を所有するヤドカリが優勝した場合には、先程競りで勝ち取った料金を払いつつ、配当金を受け取ることができます。大の大人が頭を寄せ合い、ヤドカリの動きを応援するという雰囲気は、リゾート地ならではの楽しみのひとつだと言えるでしょう。

ラバウル・マスク・フェスティバル/パプアニューギニア

ラバウル・マスク・フェスティバル/パプアニューギニア

オーストラリアの北側、南太平洋にあるパプアニューギニア独立国(通称パプアニューギニア)は、500以上の少数民族が共存する国として知られ、それらの民族はそれぞれで独自の文化を持ち伝承を続けています。また、そうした部族間の伝統を披露しあう「シンシンショー」と呼ばれる祭礼が頻繁に行なわれています。ここで紹介する「ラバウル・マスク・フェスティバル」も、そんなシンシンショーのひとつで、パプアニューギニアで行なわれる3大部族祭りのひとつに数えられています。「ナショナル・マスク・フェスティバル」とも呼ばれています。

ニューギニア本島の北側に浮かぶニューブリテン島、その北端の町ラバウルでは、毎年7月頃にこの祭りが行なわれます。この祭礼が他と違うのは、名前にある通りマスクを装着した個性的な部族の文化を見ることができる点です。シンシンショーでは、民族衣装や踊りなどを披露しあうのが特徴ですが、この祭りでは民族衣装の中に個性的なマスクが登場し、幻想的な光景で見る人を楽しませてくれます。なお、このマスクは現地に伝わる精霊信仰に沿った文化であり、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家の水木しげるさんが、このフェスティバルで大きな感銘を受けたことはよく知られています。ファンタジーの世界に迷い込んだような時間を楽しめると評判です。