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祭り情報

世界の奇祭(南北アメリカ)②



ペルー、コロンビア、ブラジルの奇祭を紹介します。

コイヨリッティ/ペルー

コイヨリッティ/ペルー

南米ペルーのアンデス地方で行なわれているユニークな巡礼際です。祭りの名前になっている「コイヨ」は「星」のこと、「リッティ」は「雪」のことを指す言葉です。毎年6月あたりに開催されますが、日付は毎年変わります。近年ではユネスコの無形文化遺産としてコイヨリッティが登録候補に挙げられたため、認知度が高くなり観光客の数が急増しています。

コイヨリッティは、3日3晩行なわれる宗教的な祭りです。アンデス地方に住む人々は、会期にあたる満月の夜に、クスコの郊外にあるアウサンガテ山を目指し、集まって巡礼を行ないます。そして人々は、伝統的な民族衣装を身に付け、標高4,300mの位置にある教会を訪れ、民族音楽を鳴らして踊りを奉納します。高い標高であるため空気は薄く、ここでダンスを踊ることは大変な苦しみが伴いますが、祭りに参加する人々はチームを組んで、次々と踊りを披露していきます。

なお、高山であるため当然ながら現地は寒く、ホテルなど宿泊施設は無いため、人々は寝袋や毛布などを持参して野宿をします。

黒と白のカーニバル/コロンビア

黒と白のカーニバル/コロンビア

南米コロンビア共和国(通称コロンビア)の南西部にある「パスト」という町で行なわれる奇祭です。新年を祝う祭りとして、毎年1月4日から6日まで3日間続けられます。現地では1月5日が「黒の日」、1月6日が「白の日」と定められています。

祭りの起源だとされているのは、かつてこの地域にあった奴隷制度が関係しています。白人の奴隷として虐げられていた黒人が、1年で1日だけ与えられた休息の日が1月5日でした。そして、その日は黒人奴隷たちの祭りが行なわれるようになります。1年に1日だけの機会、いつからか祭りの日には白人の顔に炭を塗り、翌日には黒人たちが自分たちの顔を白く塗るという習慣ができます。これが発展したのが「黒と白のカーニバル」という訳です。

1月5日は黒、6日は白に、人々は顔に色を付けます。また町を歩くすべての人に染料を投げ付けることが許されます。この祭りの期間は無礼講、特に集中的に狙われるのは警察官だと言われています。また、祭りでは南米らしい派手な色彩の山車が登場し、パレードで町を練り歩きます。

かつての暗い歴史を祭りに転換した「黒と白のカーニバル」。陽気な南米らしい奇祭として、世界中から注目を集めています。

ボイブンバ/ブラジル

ボイブンバ/ブラジル

ブラジルのアマゾン川流域にある島の町、パリンチンスで行なわれる祭りです。毎年6月最後の週末3日間に行なわれます。名前にある「ボイ」は「雄牛」のこと、「ブンバ」は「祭り・大騒ぎ」を意味する言葉で、現地では爆発音の擬音としても使われます。

ボイブンバでは、祭りに参加する全員が赤組(ガランチード)と青組(カブリショーゾ)のどちらかに分類されます。これは祭りに直接参加する人たちだけでなく、観光で訪れた人も全員です。観光客はどちらかの組の応援団として祭りに参加することになります。それぞれの色を身に付けるのが伝統です。

ボイブンパは、「世界最大の野外オペラ」とも呼ばれます。ボイプンパのために用意されている円形の演劇会場には、次々と歌と踊りを披露するチームが表れ、審査員たちが赤組と青組のどちらかが魅力的であったかを審査します。日本の年末に行なわれる紅白歌合戦のようなスタイルと言えば分かりやすいでしょうか。

また、祭りでは観劇だけではなくパレードなども行なわれます。ここで登場する山車は、世界をまたいで活躍する職人たちによって手がけられるもので、その巨大さと造形の豪快さは見どころのひとつです。