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祭り情報

世界の奇祭(南北アメリカ)③



ボリビアとメキシコの奇祭を紹介します。

アラシータ/ボリビア

アラシータ/ボリビア

ボリビアの首都ラパスで毎年1月24日、及びその周辺数日に行なわれる伝統的な祭りであり市場です。「アラシタ」または「アラシータの市」などと表記されることもあります。現地のアイマラ族やケチュア族の間で信仰されている「エケコ人形」を手に入れるチャンスの祭りです。もともとは、この祭りで手に入れるものだったのですが、現在は観光客向けの土産としていつでも購入できます。ただし、最もご利益があるとされるのは、1月24日の正午に購入したものだとされています。

「エケコ人形」とは、現地民族から「福の神」として信仰されている小人の人形です。人々は思い思いにエケコ人形を購入し、さらに様々なミニチュア品を購入し、エケコ人形に持たせます。このミニチュア品は、例えば「お金持ちになりたい」という願いならお金を模したミニチュア品、「食事に困らないように」という願いなら袋に入った穀類のミニチュア品などです。それぞれの願いに関連したミニチュア品をエケコ人形に持たせ、タバコをくわえさせて自宅に祀れば、その願いが叶うと言われています。なお、エケコ人形ひとつにどれだけのミニチュア品を持たせても構わないため、ほとんどの家庭ではたくさんのミニチュア品で包まれたエケコ人形が置かれています。

頭蓋骨の日/ボリビア

頭蓋骨の日/ボリビア

南アメリカの南西部にあるボリビア共和国(通称ボリビア)では、毎年11月8日が「Diade los Natitas(頭蓋骨の日)」とされています。南米には頭蓋骨などガイコツを身近に扱う文化が残っていますが、この祭りもそんな伝統文化のひとつです。

ボリビアでは、お守りのように親族の頭蓋骨を自宅に保管する習慣がありますが、この日は頭蓋骨を花などで装飾し、教会に持ち込んで祈りを捧げます。またボリビアでは、人間には7つの魂が宿っているとされ、亡くなって埋められた頭蓋骨には、そのうちひとつの魂が残っていると(一部で)考えられています。そして、そんな頭蓋骨を花で美しく飾り付けることで、その魂が不運から守ってくれると信仰されています。

基本的には親族の頭蓋骨を使用しますが、中には勝手に墓を荒らし、盗掘のように頭蓋骨を持ちだして飾るケースもあるようです。

頭蓋骨の装飾には、花の他にニット帽やタバコなどを使う場合もあります。

フライング・インディアン/メキシコ

フライング・インディアン/メキシコ

南米メキシコにあるパパントラの町で初夏に行なわれている伝統的な成人の儀式が「フランニング・インディアン」です。祭りの名前は「飛ぶ人たち」といった意味です。もともとは、現地トトナカ族の風習だったと言われており、この儀式を見事クリアした成人は、以降「鳥人」として崇められていたそうです。

フランイング・インディアンでは、高さ90mのポールが立てられ、そこに伝統衣装を身に付けた5人の男性が昇ります。そのうちひとりはポールの上で太鼓を叩き続け、残りの4人は腰に紐を巻き宙吊りになって、ポールの周辺を回りながら徐々に降りてきて、最終的には地面に見事着陸します。なお、この回転数は13回と決められています。

成人の儀式としてだけではなく、雨乞いの儀式としても行なわれていた風習だと伝えられています。現在は、ユネスコの無形文化遺産に登録されていることから観光客のニーズが高く、初夏に行なわれる儀式の日以外でも、あちこちの町で見せ物として披露されることが多くなりました。その場合は町中で行なわれるため、ポールは高さの低いものが使われるようです。

死者の日/メキシコ

死者の日/メキシコ

メキシコで行なわれているお盆のような祭りが「死者の日」です。メキシコの伝統的な風習に沿った催しであるため、各地で祭りの様子を見ることができます。

メキシコには、3,000年近い以前から先祖のガイコツを身近に飾る風習があったとされています。ガイコツはメキシコの人にとって死と生まれ変わりの象徴であり、この「死者の日」には、町のあちこちにガイコツをかたどったオブジェが多数登場して、独特な雰囲気に包まれます。なお、ガイコツを使うと言ってもそこは南米らしく、ユニークかつ鮮やかな色彩で装飾が施されており、おどろおどろしい雰囲気はありません。

死者の日が祝われるのは、毎年11月1日と2日です。前日のハロウィンを終えて、11月1日は子どもの魂が、2日は大人の魂が、ガイコツになって帰ってくるというのが、死者の日の伝承です。人々は身近な人の帰還を祝い、飲んで歌って過ごすという訳です。また、ガイコツなどお化けの格好をしたパレードが行なわれるのも死者の日ならではです。人の死をユニークに演出して楽しむ、南米らしい奇祭のひとつとして世界中に知られています。

ちなみに日本では、ハロウィンが何故かお化けの格好で楽しむ仮装パーティのように扱われる場合がありますが、それはハロウィンではなく、この死者の日の文化が混ざっていると考えられます。