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祭り情報

世界の奇祭(アフリカ・中東)②



イラン、チャド、スワジランドの奇祭について紹介します。

チャハルシャンベ・スーリー/イラン

チャハルシャンベ・スーリー/イラン

中東の国イランで行なわれている花火を使った奇祭が「チャハルシャンベ」です。「チャハルシャンベ・スーリー」と呼ばれることもあります。「チャハルシャンベ」とは、「火曜日」のこと。「スーリー」は「燃える」という意味。毎年最後の火曜日が、この奇祭の開催日です。

この祭りはもともと「奇祭」とは呼べないような穏やかなものだったとされています。無病息災を願い、歌を唄いながら焚き火の上を飛び越える。そうした儀式的な祭礼だったのが、本来の「チャハルシャンベ」の姿です。

しかし近年では、人々のストレス発散のように使われるようになっています。祭りの日に向けて現地の人々(特に子どもや若者)は花火を用意し、焚き火の中に放り込んだり、人に向けて打ち上げたり、かんしゃく玉を撒いたりします。当然ながら街のあちこちでは、花火の爆発音が頻繁に鳴り、人々の歓声や悲鳴が聞こえて騒然とした雰囲気になるのです。

グレウォールの祭り/チャド

グレウォールの祭り/チャド

アフリカ中央部に位置するチャド共和国(通称チャド)と隣国ニジェール共和国(通称ニジェール)の境界あたりで毎年9月に行なわれている奇祭です。この祭りは、現地に住むフラニ族の一部である遊牧民「ボロロ族(「ウォダベ」とも呼びます)」の伝統で、簡単に言えば「美男子コンテスト」です。

遊牧民であるため普段は散り散りになっているウォダベですが、この祭りのときには一堂に集まり祭りを楽しみます。伝統的な祭りでは定番とも言える歌や踊りが披露され、ウォダベの人々はそれぞれの無事や再会を喜びます。なお、男性がその美しさを披露する踊りを「ヤーケ」と言います。

そして、祭りにクライマックスに行なわれるのが美男子コンテスト、これを「グレウォール」と呼びます。この催しでは、選ばれたウォダベの女性が最も美しい男性を選び、その美しさを讃えます。ウォダベの人々は、その美しさが世界的に知られる民族でもあります。美女が美男子を選ぶ、夢物語のようなひとときが、このグレウォールでは伝統的に行なわれています。

リード・ダンス/スワジランド

リード・ダンス/スワジランド

アフリカ南部に位置するスワジランド王国(通称スワジランド)で、毎年8月から9月に行なわれる伝統的な祭りです。人々はこの祭りで王家への忠誠を誓い、また女性同士の交流を深めます。

この祭りでは、未婚で子どもがいない女性が主役です。純潔を守っているとされる処女たちが数万人規模で国中から集まり、伝統的な踊りを舞いながら行進をします。このとき女性たちが手にするのが葦(Read・リード)です。女性たちは、背の高い葦を探して狩り、それを王母への捧げ物として持参します。また、このとき身に付ける衣装も独特で、女性たちは胸をはだけた伝統的な衣装を身に付けます。さらに「ブッシュナイフ」と呼ばれる大型のナイフを持っていますが、これは乙女たちの「純潔」を象徴する小道具です。

パレードが到着した広場では王家の人々が参列し、人々は王家に踊りや歌を披露します。また、持参した葦は王宮の修復などに使われることで、王家と民衆の繋がりを強固にする目的もあるとされています。

国王からは、近年スワジランドに蔓延しているエイズの危険性に関する演説などが行なわれます。そして国王は毎年、この参加者から新しい妻をひとり娶ります。

なお、この祭りは観光客の見学も許されています。