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世界の奇祭(アフリカ・中東)③



マダガスカル、パキスタン、アルジェリアの奇祭を紹介します。

ファマディハナ/マダガスカル

ファマディハナ/マダガスカル

アフリカ大陸の南東に浮かぶマダガスカル島。そこにあるマダガスカル共和国(通称マダガスカル)で行なわれている祭礼が「ファマディハナ」です。現地の言葉で「死者発掘の祭り」という意味があります。マダガスカルの土着信仰では、先祖からの祝福を重要視しているため、この祭りもそうした背景に基づいて行なわれています。

マダガスカルの習慣では死者を火葬せず、遺体に布(この布を特に「ランバメナ」と呼びます)を巻いて墓の中に安置します。人々は20年または30年に1度、墓の中に安置されている遺体を外に出して、遺体に新しいランバメナを巻いて、再び墓に安置します。これがファマディハナの儀式です。

ファマディハナは友人や親戚を集め、3日間に渡って行なわれるのが一般的です。最初の2日間は、墓の近くにある広場で伝統的な歌や踊りを披露し、地域によっては牛と戦うなどの儀式も行なわれます。そして3日目にようやく墓の中にある遺体を取り出して、ランバメナを巻く儀式を行なうというのがファマディハナの流れです。

観光で気安く参加できるものではありませんが、現地に友人がいる場合は招待して貰うことで、外国人でもこの祭礼に参加できるはずです。

アシュラ祭り/パキスタン

アシュラ祭り/パキスタン

インドの北西側、南アジアにあるパキスタン・イスラム共和国(通称パキスタン)で行なわれている、イスラム教シーア派最大の伝統的な祭りです。

この祭りを語るには、681年に起こった「カルバラの悲劇」を知る必要があります。シーア派は、ムハンマドの娘婿アリーを初代指導者として称え、その子孫をムハンマドの後継者だと考えている一派ですが、681年、アリーの次男であるイマーム・フセインが、イラクのカルバラでスンニ派の強襲を受けて命を落としてしまいます。これがアシュラ祭りに繋がる悲劇です。

アシュラ祭りでは、シーア派の人々が自らの体を傷付け、無念にも命を落としたイマーム・フセインの痛みを再現し、行列を行ないます。その傷付け方は、刃物などを使った本格的なもので、シーア派の人々は流血し、武器を携えたまま行進を続けます。

サベイバ祭り/アルジェリア

サベイバ祭り/アルジェリア

地中海に面するアフリカ大陸北側の国、アルジェリア民主人民共和国(通称アルジェリア)。そのサハラ砂漠西部を活動の拠点とするトゥアレグ族による祭りが「サベイバ祭り」です。「スベーバ祭り」と表記されることもあります。

この祭りの起源は、今も伝承されている「モーゼの奇跡」です。祭りでは、伝承で語られるイスラム教徒の勝利を祝い平和を喜びます。また、祭りでは男性たちがかつてオアシス周辺であった村同士の戦いを演劇で再現し、女性たちは伝統的な歌で戦士たちを讃えます。モーゼの奇跡と、かつてあった村の争い。民族に伝わる長い戦いの歴史を経て、今平和に過ごせていることを喜ぶというのが、この祭りの主な目的です。

なお、イスラム教では女性が顔や体を服で覆う習慣がありますが、トゥアレグ族は例外的に男性が顔を衣装で隠し、女性の顔は露出されています。また、女性中心の社会が形成されているのも、トゥアレグ族ならではの特徴です。青色の衣類を好んで身に付けることから「青衣の民」とも呼ばれています。