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花火大会情報

打ち上げ花火の仕組み



夏の夜空いっぱいに広がる打ち上げ花火ですが、一体どのように花火を空高くまで飛ばしているのでしょう。また、花火玉が花開くタイミングの調節方法など、打ち上げの仕組みに迫ってみましょう。

基本の打ち上げ方法

基本の打ち上げ方法

花火玉を空に上げるには、花火玉の大きさに合った「打ち上げ筒」が使用されます。

まずはこの打ち上げ筒を地面にしっかりと固定し、「打ち上げ火薬」を筒の底にセット。次に「竜頭」と呼ばれる部分を上に、導火線を下にして花火玉を筒に入れます。

そして打ち上げ火薬に点火すれば、その勢いで花火玉が空高く上がります。このとき打ち上がるのと同時に花火玉の導火線にも火が付きますので、導火線から徐々に火が伝わって花火玉の中に詰まっている割火薬に到達した時点で破裂し、花火玉が開きます。導火線を伝わる火の速度は一定なので、花火玉が最も高い位置に上がった瞬間で花開くように導火線の長さが計算されているからです。花火が破裂するタイミングは、導火線の長さによって絶妙に調節されています。

様々な打ち上げ方

見る人を飽きさせないために、花火師は打ち上げ方にも色々な工夫をしています。

単打ち
花火を1発ずつ打ち上げることを「単打ち」と言います。大きな尺玉サイズの割物や、ハートやスマイルマーク、土星などユニークな形を型どった型物はまずは単打ちで上げられる場合が多く見られます。
8号玉以下の大きさの花火玉であれば花火師が筒の側で点火することが可能であり、昔は人の手によって筒の上から火種を入れて点火していましたが、現在は離れた場所から電気によって点火されることがほとんどです。
早打ち
一本の打ち上げ筒から連続して打ち上げることを「早打ち」と言います。筒の底に「焼金」と呼ばれる真っ赤になるまで焼かれた鉄片を入れ、そこに打ち上げ火薬を取り付けた花火玉を次々に挿入。この方法は一般的に2人1組で行なわれ、1人は取っ手を握って筒に花火玉を落としこむ作業、もう1人は花火玉を玉箱から取り出して渡す係を担当します。これは日本独自の打ち上げ方法で、資材も少なくて済みますが、安全上の問題から花火玉の大きさが7号までに制限されるなどのルールがあります。熟練の花火師による技が光る打ち上げ方法です。
対打ち
対打ちとは、2発の花火玉の上空で同時に開かせる方法です。上空で見れば2つの花火は寄り添って見えますが、実際の打ち上げ筒同士は距離があるため、2人の花火師の息が合わないことにはうまくいきません。近年では機械による遠隔操作で打ち上げられるため同時に上げることは簡単ですが、昔の花火師は点火のタイミングの合図などを工夫していたのでしょう。
追い打ち
追い打ちとは、前の花火を追いかけるように次の玉を打ち上げる方法のことです。前の玉が消える瞬間に次の玉が上がるため、それぞれの花火玉の良さを味わいながらも迫力も楽しめる方法と言えるでしょう。これも、昔は数多くの花火師がそれぞれの受け持ちの場所で早打ちをすることで演出していましたが、現在、大抵の場合は遠隔点火で行なわれます。
連発(スターマイン)
スターマインは近年、どの花火大会でも組み込まれているプログラムとして広く知られていますが、スターマインとは花火を速射連発することを指しています。

たくさん並べた打ち上げ筒を導火線で繋ぎ、同時もしくは連射することによって迫力のある演出に。大会によっては音楽やレーザーなどと合わせて、花火ショーのような見せ方をしている所も見られます。