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花火大会情報

打ち上げ花火(昼花火)①



「打ち上げ花火」というと夏の夜の代表的な風物詩ですが、実は昼間に打ち上げられる「昼花火」も打ち上げ花火のひとつ。俳句の世界では秋の季語にも定められている程に昔から親しまれてきた「昼花火」は、その音と煙の色や形を楽しむ物なのです。

音物

音物

例えばお祭りや運動会の日に、「これから開催しますよ」という意味で「ドン!」と鳴らされる花火の音を聞いたことがある方は多いでしょう。お祭り好きは、あの音を聞くだけでワクワクしてくるものです。「音物」の昼花火には、音を何発鳴らすのかによって呼び方や花火玉の作り方が異なります。

号砲
「号砲」とは、大きな爆発音を1発だけ鳴らす昼花火のこと。通常は直径がおよそ9cmの「三寸玉」が使用され、より大きな音を出すために火薬の量を多めに入れて作られます。それに伴って玉の皮も厚く強くされ、空中での爆発音が凄まじくなる効果も。「ドンッ!」と辺り一面の空気を揺るがすことで地響きにも似た反響を起こし、聞いている私たちのお腹にも響く1発の号砲。これこそがハレの日の特別な高揚感です。
段雷(だんらい)
「号砲」が1発であるのに対して、連続して複数回の爆発音を出す昼花火が「段雷」です。こちらも「三寸玉」が用いられ、「ドンッ!ドンッ!ドンッ!」と連続して3回の爆発がある「三段雷」、4回の「四段雷」、5回の「五段雷」と爆発の回数によって呼び方が異なるのも特徴。花火玉の中に入れられ爆発音を出して破裂する物を「雷粒(らいつぶ)」と言い、この雷粒の導火線の長さに差を付けることにより、順に時間差で破裂する仕組みになっています。
万雷(ばんらい)
「段雷」のように時間差を設けず、「号砲」や「段雷」程の大きな爆発音はないものの、複数の破裂音を「ダダダダダッ!」と発する昼花火が「万雷」です。これも「段雷」と同様にひとつの花火玉の中に幾つかの雷粒が入れられているために、複数の破裂音が鳴る仕組みになっています。
彩煙雷(さいえんらい)
「号砲」「段雷」「万雷」が白い煙を出すのに対して、破裂音を出しながら色の着いた煙を出す昼花火は「彩煙雷」と呼ばれます。

割物

打ち上げ花火と聞くとまず思い浮かべるのが、この「割物」でしょう。昼花火でも夜花火でも多く使用される、空中に上げられて破裂した瞬間に球状に飛散するタイプの花火です。破裂したあと、菊の花のように広がる物を「菊」、枝垂れヤナギのように尾を引いて落ちていく物を「柳」と、その見た目によって分類されます。

煙菊(えんぎく)・彩煙菊(さいえんぎく)
菊の花の形に破裂する昼花火で、白い煙を引きながら割れる物を「煙菊」、煙に色が着けられた物を「彩煙菊」と呼びます。
煙柳(えんりゅう)・彩煙柳(さいえんりゅう)
破裂したあとで、まるで柳の枝が枝垂れているかのように煙の形になる昼花火は「煙柳」と呼ばれます。煙に色が着けられた物は「彩煙柳」です。

その他の昼花火

その他、昼花火には破裂した際にパラシュートのような物が出て、煙を出しながらゆっくりと落下する「吊物」や、パラシュートに万国旗などが付けられた「細工小物」「旗物」などの種類があります。しかし近年では、これらの付属物が落下する昼花火は電線に掛かってしまうなどの欠点があるため、あまり見られなくなりました。