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花火大会情報

仕掛け花火①



打ち上げ花火と並び、花火大会で大きな歓声を呼び起こす物に「仕掛け花火」があります。その名の通り趣向を凝らした様々な仕掛けによって花火が点火し、私たちの目と耳を楽しませてくれます。闇の中に浮かぶ文字やイラストなどが現れたり、花火による絵が動いたり、確実な花火製造技術と、見る人の想像を超えるアイディアが勝負の楽しい花火です。

打ち上げ花火を使用しない仕掛け花火

打ち上げ花火を使用しない仕掛け花火

仕掛け花火は打ち上げ花火よりも歴史が古く、長い年月をかけて培われた様々な技法が代々伝えられています。

枠仕掛

あらかじめ組み立てた木枠などに、「ランス(焔管)」と呼ばれる火薬を詰めた細い筒を図案の形に取り付け、速火線で一斉に点火する仕掛け花火です。速火線は1秒で20メートル程、燃焼させる速さを持っているために一気に花火が点火していきます。

某殺虫剤メーカーのCMでもお馴染みで、あらゆる形の文字や絵を描くことができるため、花火大会のスポンサー企業のロゴなどを花火で見せることも良く行なわれています。

綱仕掛
枠仕掛で使用するよりも大きなランスを用いて、ロープなどに間隔を置いて吊るし、そのロープを空中に掲げた状態で点火させます。火の粉が高所から幅広く降り注ぐことから「滝」とも呼ばれ、ロープを山型に張って「富士山」と称する綱仕掛もあります。
車花火
中心部を固定し、回転するように設置した車輪の枠に火薬を詰めたパイプを取り付けた仕掛け花火です。点火すると火薬の推進力が発生し、車輪が勢い良く回転し始め、同時に様々な色の火の粉が噴出するため、まるで風車のように美しい円形の花火が楽しめます。
水中物
水中に割物を打ち込んで見せる仕掛け花火です。1本の筒には十数本もの火薬を詰めた筒が仕込まれており、点火することによってこれらの筒が分離し、火を噴きながら動き回ったり、花火玉を水上に発射して扇の形に星を開かせたりします。特に水上をユーモラスに動き回る水中物は「金魚」と名付けられ、水面に反射した光の美しさから人気がある仕掛け花火です。

打ち上げ花火を使用する仕掛け花火

江戸時代中期に確立されたと言われる打ち上げ花火の技術が高まってくると、打ち上げ花火と他の花火を仕込ませた仕掛け花火も盛んに作られるようになりました。

スターマイン

日本語では「連射連発花火」と呼ばれています。打ち上げ花火の玉や星、笛のような音の鳴る物などを配置しておき、速火線によって速いテンポで次々に連続して打ち上げる仕掛け花火です。光の量の多さもさることながら、笛などの大きな音も加わり、花火の破裂音も連続して起こるため、非常に勢いのある派手な花火です。すべての玉を一斉に打ち上げる「一斉打ち」と呼ばれるスターマインもあります。

近年は打ち上げの順番やタイミングをデジタル制御によって行なうことも増えてきており、花火大会の演出方法にも大きな役割を果たしています。

立火仕掛
筒に火薬を詰めて、その一端に点火することで筒から火の粉を噴き出させるのが「立火」と呼ばれる花火。江戸時代初期の花火はこれを指していたと言われている上、徳川家康が初めて見た花火であるとの伝承もあるくらいです。1本の筒から星を連発で打ち上げる「乱玉」と、火の粉を高く噴き上げる「噴水」の二種類があります。