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花火大会情報

玩具(おもちゃ)花火②



おもちゃ花火は国内で生産される額と輸入される額が同額程度です。その額はその年の夏の気候によっても変動が見られますが、年間でおよそ12~13億円、つまり国産と輸入物を合わせて24~26億円程の額となっています。

おもちゃ花火の生産と販売

おもちゃ花火の生産と販売

2013(平成25)年度のおもちゃ花火の国内生産額はおよそ12億2,000万円で、その内およそ7,000万円分が北米やヨーロッパへ輸出されています。また、輸入額はおよそ13億9,000万円で、主な輸入先は中国、台湾、韓国、インドネシアなどとなっています。

日本国内で生産されるおもちゃ花火のおよそ40%は、愛知県三河地方で作られていますが、その起源は、なんと江戸時代にまで遡ります。

花火は平和の象徴

戦国時代、鉄砲などの兵器に使用するために火薬は各地で製造されていました。しかし徳川家康が江戸幕府を開くと、幕府への反乱を予防するために各地での火薬製造を禁止。徳川御三家である尾張藩、紀州藩、水戸藩ではその規制は緩く、特に家康の出身地である三河国では火薬の製造が盛んに行なわれていました。この背景には、いざ再び戦乱が起こっても幕府側の火薬は十分に保有しておきたい家康の意向もあったのかも知れません。

ところがその後、天下泰平の世が続き、製造した火薬を兵器に使用することもなく、その火薬を観賞用の花火へ変えていったとの説もあります。そのために現在でも三河地方で花火製造が伝承されているのです。

つまり花火は、兵器として使用するのではなく、大衆に鑑賞してもらうための火薬、平和の象徴へと変貌していきました。

おもちゃ花火メーカーと価格帯

愛知県に次いでおもちゃ花火の製造が盛んなのは静岡県、愛媛県、福岡県などです。公益社団法人「日本煙火協会」に加盟している花火メーカーは全国で146社ありますが、その中でおもちゃ花火の生産と販売をしているのは46社です。そのほとんどは従業員が20名以下の小規模な事業体で、おもちゃ花火が少数精鋭で丹精込めて作られていることが分かります。

良く売れる価格帯は100円から1,000円以内の単品物ですが、複数の種類の花火を詰め合わせた500円から2,000円程のセット花火が一般的になってきています。

おもちゃ花火の最近の傾向

国内の各花火メーカーは常に新しいアイディアや新しい技術を探り、毎シーズン新製品を提供しています。毎年発売される新製品の数は、なんと100種類以上にも及びます。おもちゃ花火の打ち上げ物においては、夜空に上げられる打ち上げ花火と同様に菊花型の本格的な花火も登場するなど、目覚ましい花火作成技術の進化が随所に見られます。手持ちの吹き出し花火や噴出花火においても、これまでになかった変化に富んだ花火が登場しており、そのバリエーションの豊かさは年々多様化。

しかし、一般の消費者動向と同じように、新製品の寿命は年々短くなっていく傾向が見られます。言い換えれば、長い間愛されているスタンダードなおもちゃ花火の人気がいかに根強い物であるかが理解できます。近年では新しいタイプのおもちゃ花火に加えて、一旦は製造がストップしていた昔ながらの懐かしいおもちゃ花火の製造が復活することも話題になりました。新技術と伝統技術の両輪によって、これからのおもちゃ花火は、より消費者の好みに合わせた製品生産が行なわれていくことでしょう。