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花火大会情報

花火大会での花火師と仕事内容



花火師たちは夏に向けて、オフシーズンの間から精魂込めて花火玉を作り大切に保管しています。花火大会は、長い期間かけて作った自信作をいよいよ多くの観客の前でお披露目できる日。きっと花火師たちは、我が子を送り出すような気持ちで花火大会当日を迎えることでしょう。

花火大会までの準備

花火大会までの準備

観客の心を震わせる花火を届けるため、花火師たちは大会が近づくにつれて着々と準備を進めています。

花火大会の開催が決定するや否や、花火師たちには主催者側との打ち合わせや現場見学、都道府県知事への許可申請、プログラムの作成などと様々な仕事が待ち受けています。

中でも、花火師にとってプログラムの作成はとても重要な要素であると言えるでしょう。花火大会を成功させる上で大切なことは、いかに観客を感動させる演出ができるかどうか。一発一発がどんなに素晴らしい花火玉であっても、組み合わせ次第では観客を飽きさせてしまう危険性もあります。花火師はある意味このプログラム作りの時点で観客との駆け引きを行なっているのです。

大会の規模や予算、会場の環境などを考慮し、花火の数や大きさ、種類、順番など実に多くの組み合わせを考えます。特に、オープニングやクライマックスは花火師の腕の見せどころ。壮大な夏の夜空をキャンパスとし、巧妙に空間をデザインしていきます。

花火大会当日の動き

こうした事前の準備を終えて迎える花火大会当日。花火師たちの仕事は、まず運搬作業から始まります。安全面での対策を最優先とし、たくさんの花火玉と打ち上げ筒、機材や防火用具などをトラックに乗せて会場へ。

会場入りすると、事前の打ち合わせで見当を付けていた場所に打ち上げ筒や機材類をセットし、周りに危険な物や燃えやすい物などが置かれていないかを慎重にチェックします。

大会によっては昼ごろから数時間おきに、開催を知らせるための花火を打ち上げることも。観客たちはその合図を頼りに、夜の大会に向けて準備をするのです。

本番を迎えると、花火師たちはこの日のために考えに考え抜いたプログラムに沿って花火を打ち上げます。

昔は作業員が導火線に直接火を付ける方法で花火を打ち上げていたため、導火線の長さと点火のタイミングを調整して打ち上げていました。しかしこの作業は危険を伴うため、業界を挙げて電気を利用した遠隔点火方式が導入されたのです。こうして電気点火は1980年代後半から徐々に広まりましたが、現在の技術はさらに進化し、パソコンを使った点火方法も導入されています。これにより現場で作業する花火師たちの安全が確保されるのと同時に、花火をより自在に演出することが可能になりました。

撤収、あと片付け

花火大会が無事終了すると、花火師たちはすみやかに撤収作業を始めます。搬入した打ち上げ筒や機材類をまとめてトラックに積み込み、会場周辺に飛び散った玉皮の破片や、上空で不発に終わった花火玉などを回収。火薬などを含む危険な物が残っていないかを確認します。しかしこの撤収作業は夜間に行なわれるため、翌朝も未回収の物がないかを念入りに点検して、ようやく作業は終了。

企画から花火大会の翌日まで、花火師は常に現場の保全を心がけているのです。