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花火大会情報

花火大会とは


花火大会とは

子供の頃、連れて行ってもらったお祭りで一番驚いたのは花火ではないでしょうか。夜空に花が咲いたように広がる光の輪、お腹に響くくらい迫力満点の爆発音。鮮烈な思い出は色褪せることがなく、大人になっても花火に夢中という方も多いことでしょう。こちらのページでは、花火大会についての知識を3章に分けて紹介しています。花火大会の歴史などを知れば、また違った花火の魅力に気付くことができるかもしれません。

1.花火大会とは

花火大会とは

7~8月に行なわれることの多い花火大会は夏の風物詩です。趣向を凝らした花火を楽しみにしている方も多いでしょう。

花火は無邪気に見物するだけでも良いのですが、より楽しみたいなら花火に関して知識を深めておくことをおすすめします。花火大会の歴史や花火の種類などを知れば花火の表面的な美しさの裏にある伝統的な側面に気付くことができるでしょう。

1‐1.花火大会の歴史(日本)

花火大会の歴史(日本)

日本に花火が伝わったのは江戸時代です。イギリス王の使者が徳川家康に鉄砲や望遠鏡とともに花火を献上しました。当時の花火は火の粉を吹きだすだけの簡素なものでしたが、興味を持った徳川家が改良に乗り出します。ねずみ花火などの玩具花火が開発されて、庶民たちを中心に人気となりました。

国内初の花火大会が行なわれたのは、1733年(亨保18年)の旧暦5月28日、八代目将軍・徳川吉宗の時代です。実はその前年に、西日本を中心として「享保の大飢餓(きょうほうのだいききん)」が発生し約100万人が亡くなり、江戸市中ではコロリ病(コレラ)と呼ばれた悪疫が大流行して、死者が続出した年でした。その際に、鎮魂と悪病退散の祈りをこめて、両国橋付近で「水神祭」を開催。そのとき隅田川両岸の水茶屋も参加して川施餓鬼(かわせがき)を催し、余興として花火が打ち上げられたのです。その翌年からも花火が上げられるようになり、これが年中行事となりました。この催しは「両国の川開き」と呼ばれ、「隅田川花火大会」の起源となったのです

1‐2.江戸の花火師

江戸の花火師

花火大会でお馴染みのかけ声「たーまやー、かーぎやー」は、江戸時代に活躍した花火師集団「鍵屋」「玉屋」から来ています。花火大会のたびに鍵屋と玉屋は競い合って、見事な打ち上げ花火を披露しました。江戸っ子たちが打ち上げ花火を見ながら賛辞の意をこめて両者の屋号を叫んだことから、このかけ声は浸透したのです。

➀ 鍵屋の創業
鍵屋の創業

1659年(万治2年)、鍵屋初代弥兵衛は生まれ育った奈良県から江戸へと上京。葦の管に火薬を詰めて星が飛び出す新型の玩具花火を開発し、早くも花火師として頭角を現します。

その後初代弥兵衛は両国横山町に店を構え、「鍵屋」を屋号とした花火屋を立ち上げました。

そもそも弥兵衛が上京してきたのは、「江戸で花火が流行していると聞いたことが理由であった」と伝えられていることからも、当時はすでに他の花火師たちも活躍していたようですが、花火を作る技術と商才の両方を持っていた弥兵衛は江戸の花火市場をほぼ独占。大型花火の研究も進め、ついに1717年(亨保2年)には将軍家宣の命により、隅田川で初めての花火を鍵屋が打ち上げます。

そして両国の川開きが始まった1733年(亨保18年)には鍵屋六代目弥兵衛が花火を打ち上げ、花火師としての名を江戸に広げました。ちなみに鍵屋は現在も「宗家花火鍵屋(そうけはなびかぎや)」として創業されており、現存する日本で最も古い花火業者の座を守っています。

➁ 玉屋の創業
玉屋の創業

1808年(文化5年)には鍵屋の番頭であった清七が暖簾分けをして、両国吉川町で玉屋を構えます。清七は市兵衛と改名し、鍵屋と並ぶ二大花火師として活躍。それからというもの両国の川開きは両国橋を挟んで上流を玉屋、下流を鍵屋が担当する形となり、花火の技を競い合い交互に打ち上げました。それを見た観客たちは、自分が良いと感じた花火を上げた花火師の名前を呼んだことから、「たまやー」「かぎやー」の掛け声が始まったのです。

当時の評判はというと玉屋の人気は老舗の鍵屋を凌ぐ程だったそうで、その様子が川柳でも詠まれています。

しかしこのように評判上々であった玉屋ですが、1843年(天保14年)に失火事件を起こしたことから江戸から追放されてしまいました。1代で断絶となってしまった玉屋ですがその名前は後世まで伝えられ、現代でも花火が打ち上げられるときに玉屋の名が呼ばれているのです。

1‐3.花火大会の歴史(海外)

花火大会の歴史(海外)

花火は13世紀頃に中国からイスラム諸国へ、そしてイスラム諸国からヨーロッパへと伝わったとされています。それからというもの、花火は各国で独自に研究が重ねられ進化してきました。

花火の迫力と美しさを愛でる気持ちは世界共通で、現在も様々な国で打ち上げられています。しかし、ただ花火を鑑賞するための大会がいくつもある日本とは違い、海外で花火が打ち上げられる日は歴史的な記念日であったり、大晦日や新年であったりすることがほとんど。ただ、花火には鎮魂や弔いの意味が込められているという考えは日本も海外も同じです。

➀ ヨーロッパの花火
ヨーロッパの花火

ヨーロッパの国々では主にキリスト教や聖人に関するお祭りが多く、そのお祝いの際に花火が打ち上げられています。

■イタリア
イタリアにはそれぞれの街に守護聖人(カトリック教会や正教会で、特定の国・個人・職業などについて守ってくれている聖人のこと。)がいると考えられており、地域ごとに守護聖人のお祭りの日が設定されているのです。そのお祭りの際に花火が打ち上げられることが多く、歴史あるイタリアの街並みを彩ります。
■イギリス
イギリスでは11月の第一土曜日「Guy Fawkes Night(ガイ・フォークス・ナイト)」という記念日に花火を見ることができます。ガイ・フォークスとはカトリック教徒の一団の名前で、1605年(慶長10年)の11月5日に国会議事堂を爆破し、国王のジェームス一世を殺害する計画を企てた、言わばイギリス初のテロリストのこと。この殺害計画が未遂に終わったことを祝い、北アイルランドを除くイングランド各地で花火が行なわれています。
➁ アメリカの花火
アメリカの花火

アメリカでは、花火は主に7月4日に打ち上げられます。これは1776年(安永5年)の7月4日にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念し、この日が「独立記念日(インディペンデンス・デイ)」に定められているためです。アメリカの各地で記念パレードなどのイベントが開かれ、賑やかなその日を花火で締めくくります。しかし7月4日は夏至に近いため、9時を過ぎてから打ち上げられることがほとんど。そのため、短時間でたくさんの花火が打ち上げられるのが特徴です。

➂ 日本と海外、花火の形が違う理由
日本と海外、花火の形が違う理由

日本と海外のどちらでも打ち上げられている花火ですが、比べてみると形が異なります。これは、元々花火が打ち上げられた目的や場所が違ったためです。

ヨーロッパ諸国において花火とは王族または貴族の物であり、祝い事の際などに城で打ち上げられていました。城のライトアップの意味合いもあったためか、花火の高度も低くなっています。欧米の花火玉は一般的に円筒形であり、そのため日本の花火のように丸くは開かず、柳が垂れるように開きます。しかし上空で何段にも咲くのが特徴的です。

対して日本の花火玉は丸い球状になっており、中の火薬が均一に飛び散りキレイな丸い花火になります。日本では、鎮魂や納涼を目的とし、川沿いなどで開催される一般市民向けの行事であったため、高く上がってどの位置から見ても丸く見えるような形に仕上げられたと言われています。最近は、欧米でも日本と同様に、球状の花火を作るようになってきたようです。

他にも、イタリアやスペインでは花火の音の大きさも重要視されており、轟音のみを競うコンテストが開催されるなど、花火ひとつを取っても面白い文化の違いが発見できます。

1‐4.花火の種類

花火の種類

花火はずっと眺めていても、なかなか飽きません。きれいだからなのはもちろん、色や形、音に個性を持ち、豊富な種類があるからでしょう。花火大会の花火は「打ち上げ花火」と「仕掛け花火」の2種類に分類でき、それぞれにバリエーションがあります。

「打ち上げ花火」とは、上空に昇って大きく開く花火全般のこと。「割物(わりもの)」「小割物(こわりもの)」「ポカ物」「型物(かたもの)」などがあります。

「割物」には、火の粉が菊の花のように尾を引いて広がる「菊」、光の集合が牡丹の花のように見える「牡丹」などがあります。「菊」と「牡丹」は似ていますが、「牡丹」は火の粉が尾を引きません。

「小割物」は、ひとつの花火の中に小さな花火玉を複数詰めたもの。夜空で開くと、一斉に小さな花が咲いたように見えます。また、夜空で2つに割れた玉から、細工した星などの部品が飛散するのが「ポカ物」。音が鳴ったり、不思議な動きをしたりする花火がこれに当たります。

そして、夜空をキャンパスに絵画を描くのが「型物」です。火の粉によって描かれたハートや土星、蝶などは、アートと言っても過言ではないでしょう。

「仕掛け花火」は複数の花火を仕掛けて、より強烈な迫力や華々しさを演出します。「ナイアガラの滝」は花火を数十メートルに渡って横一列に仕掛けて、噴出する火花を大瀑布(だいばくふ)に仕立てているのです。「スターマイン」は花火大会のフィナーレを飾る怒濤の連射花火。息を吞む瞬間もない程、花火が上がり続けて、会場の感動を最高潮に導くとともに花火大会に幕を引きます。

1‐5.花火大会での花火師の仕事

花火大会での花火師の仕事

花火師とは花火の製作、打ち上げを生業としている職人です。普段は工房で地道に花火作りに取り組んでいるのですが、花火大会となれば華々しい活躍を見せます。花火大会にどのようにかかわっているのか、紹介しましょう。

開催前の事前準備も花火師の仕事。主催者側との打ち合わせ、都道府県知事への許可申請など、様々な仕事があります。そのなかでも、最も力を入れるのはプログラムの作成でしょう。打ち上げる順番をどうするか、音楽は何をかけるか、見せ場をどこに設定するか。花火を際立たせるために、最高の演出を考えるわけです。

大会当日、花火玉や打ち上げ筒、防火用具などを工房から会場へ、トラックなどで運びます。事前の打ち合わせに沿って、会場で打ち上げ準備を済ませれば、あとは日が暮れるのを待つのみ。大会がはじまり、会場の期待感が最高潮に達したのを見計らい、花火の点火に入ります。夜空を鮮やかに染める大輪の花。見物人から万雷の拍手と歓声が送られると、花火師は最高の達成感を得るのでしょう。

2.花火大会に行くときのポイント

花火大会に行くときのポイント

花火大会にでかけた際、事前にこれをやっておけば良かった、これを用意しておけば良かった、と後悔したことはありませんか。

後悔することなく最高に楽しい思い出を作るためには、事前に知識を深めておくことも重要です。そこで、花火大会に行くときの持ち物、浴衣の選び方、デートで花火大会に行くときのポイントを紹介しましょう。

2‐1.花火大会に必要な持ち物

花火大会に必要な持ち物

花火大会を楽しむには、持ち物の準備をしておくのに越したことはありません。大人数で混み合ったり、雨が降ってきたりといった緊急事態のときも、備えがあれば不安になることなく花火大会を楽しめます。どういった持ち物を用意しておけばいいか、紹介しましょう。

➀ レジャーシート
レジャーシート

花火を見るときは観覧席を事前に購入していない限り、会場付近の空き地、川岸の土手などの地べたに座ることになるでしょう。レジャーシートを敷けば、ズボンやスカートが汚れる心配はありません。長時間の滞在を考えているなら、クッションや座布団も用意しておくとお尻が痛くなるのを防ぐことができます。

➁ 雨具
雨具

花火大会当日、出発前は快晴だったとしても、向かっている途中や花火の見物中に雨が降り出すかもしれません。念のために雨具の準備があると安心です。花火大会は混み合うことが予想されるので、隣の人にあたってしまう恐れのある傘は控えて、カッパやポンチョにしておくといいでしょう。

➂ 虫よけスプレー、かゆみ止め薬
虫よけスプレー、かゆみ止め薬

河川敷で行なわれる花火大会では、水場が近いために蚊などの虫に刺されがちです。虫よけスプレー、かゆみ止め薬を用意して対策しておきましょう。

➃ 携帯電話のモバイルバッテリー
携帯電話のモバイルバッテリー

多くの人出でにぎわう花火大会では、一緒に行った方とはぐれてしまうことがあるかもしれません。携帯電話で連絡を取り合って合流できればいいのですが、充電が切れていたら困ってしまいます。もしもの場合に備えて、携帯電話のモバイルバッテリーを持っていきましょう。花火大会に向かう道すがら、コンビニで買うのも手です。

2‐2.花火大会に着て行く浴衣の選び方

花火大会に着て行く浴衣の選び方

花火大会で浴衣を着こなす女性の姿は魅力的です。しかし、いざ浴衣を買おうとしたとき、呉服店で売っている種類の多さに、とまどってしまったことはありませんか。そこで、女性の肌色に合わせた簡単な浴衣の選び方を紹介しましょう。

色白の方は比較的にどれも似合う傾向にありますが、淡い色合いを選ぶと上品にまとまります。特に白地やパステルカラーのものはふんわりとした雰囲気が出るので、可愛らしさを強調したい方におすすめです。

肌色が小麦色の方は、暗めで濃い色の浴衣は避けましょう。肌色と相まって、重たい雰囲気になりがちだからです。おすすめしたいのは黄色やオレンジ色といったビビットな色合いのもの。小麦色の肌にある活発さが明るい色により際立って、華やかな雰囲気となります。

自分に合った浴衣を見つけて、花火大会をオシャレに過ごしましょう。

2‐3.デートで花火大会に行くときのポイント

デートで花火大会に行くときのポイント

ロマンティックな花火大会の夜はデートにもってこいです。とは言え、気になる女性とただ一緒に行けばいいというものでもありません。花火大会というシチュエーションを活かした素敵なデートを演出する必要があります。男性たちにデートを成功に導くためのポイントを紹介しましょう。

➀ まずは事前準備
まずは事前準備

花火を見るとき、女性が望むのは花火に近い場所ではなく、落ち着いて2人きりで見られる場所のようです。とは言え、人でごった返す会場でそんな場所を見つけるのは大変なので、事前に情報収集をしておきましょう。インターネットで花火大会に行ったことのある人の口コミをチェックしておけば、穴場スポットが見つかるかもしれません。

また、せっかくのデートなので奮発してもいいという方には、有料の観覧席の購入をおすすめします。デート当日、女性に観覧席を取ってあることをサプライズで言えば、きっと喜んでくれるでしょう。

➁ 人混みを歩くとき
人混みを歩くとき

花火大会で人混みを歩くときは女性と手をつなぎましょう。手をつながなかったら、人混みではぐれてしまう恐れがあります。恥ずかしがらずに、自然に手をつないでエスコートしてあげれば好印象を得られるかもしれません。

歩くときに気を付けたいのが、歩調を女性のペースに合わせてあげることです。浴衣を着て、慣れない下駄を履いた女性は、普段通りのペースではなかなか歩けません。歩くのが遅いからといって、イライラした態度を取るのは嫌われる可能性が高いので絶対にやめましょう。

➂ 買い物のタイミングと告白
買い物のタイミングと告白

花火がはじまるまでには、飲食物の買い物は済ませておきましょう。打ち上げがはじまってから買い物に行っては、ふたりで見物するせっかくの時間が短くなってしまいます。

花火大会のクライマックスは、まだ思いを告げていない男性にとっては絶好の告白のタイミングです。拍手と歓声が静まったあと、女性の瞳を真っ直ぐに見つめて、思いの丈を打ち明けましょう。ロマンティックな雰囲気に流されて女性もOKしてくれるはず!?

3.有名な花火大会

有名な花火大会

花火シーズンになると、日本全国では多くの花火大会が開催されています。魅力的な大会が多すぎてどこに行っていいか分からないという方もいることでしょう。そこで、東日本、中部地方、西日本の3つのエリアに分けて、おすすめの花火大会を選びました。ぜひ参考にして下さい。

3‐1.東日本の花火大会

東日本の花火大会

東日本で行なわれる花火大会は観客動員数が多く、人気の高い傾向です。

秋田県の『全国花火競技大会「大曲の花火」』は花火師たちの闘いの舞台となり、東京都の「隅田川花火大会」は江戸時代が発祥で徳川家とのゆかりがあります。花火師たちの妙技に酔いたいなら『全国花火競技大会「大曲の花火」』に、歴史ファンなら「隅田川花火大会」に行ってみるのもいいでしょう。

➀ 全国花火競技大会「大曲の花火」
全国花火競技大会「大曲の花火」

秋田県大仙市大曲地区の河川敷公園で行なわれる、『全国花火競技大会「大曲の花火」』は、例年8月の第4土曜日に開催されています。約80万人の見物客が訪れる程の人気で、日本三大花火大会のひとつ。諏訪神社の祭典として明治時代に第1回が行なわれてから、100年以上も続いています。

『全国花火競技大会「大曲の花火」』の醍醐味は、名称通り花火の出来栄えを競い合うことです。花火の美しさや迫力、アイディアの斬新さが評価基準となり、花火師たちは腕前を品評されます。レギュレーションにより、花火を作った本人にしか打ち上げができないのも面白いところ。花火師は打ち上げ筒のなかに、自信作となる花火玉に加えて職人としてのプライドをこめて夜空へと放つのです。

晴れて優勝した花火師には、最高の栄誉となる内閣総理大臣賞が贈られます。1年に1度の真剣勝負に、見物人たちは胸を熱くすることでしょう。

➁ 隅田川花火大会
隅田川花火大会

東京都の隅田川沿いで行なわれる「隅田川花火大会」は、例年7月の最終土曜日に開催されています。

花火大会がはじまったのは約300年前の1733年(享保18年)。当時の江戸では大飢饉とコロリ病(コレラ)の流行により、多くの人が亡くなりました。8代将軍・徳川吉宗が死者の鎮魂のために花火を打ち上げたのが、「隅田川花火大会」のルーツです。東京の夜空を飾る2万発以上という盛大な花火を眺めながら、日本最古の花火大会を楽しみましょう。

なお、東京スカイツリーではこの「隅田川花火大会」に合わせて特別営業(人数限定)を実施しています。展望台から眺める花火はさぞ壮観なことでしょう。

3‐2.中部地方の花火大会

中部地方の花火大会

凄腕の花火師たちがいる中部地方の花火大会はハイレベルです。愛知県豊田市の「豊田おいでんまつり花火大会」と岐阜市の「長良川花火大会」でも、1万発を超える膨大な花火が上がります。迫力満点の花火の夜は、まぶたに焼き付くことでしょう。

➀ 豊田おいでんまつり花火大会
豊田おいでんまつり花火大会

愛知県豊田市の白浜公園で行なわれる「豊田おいでんまつり花火大会」は、例年7月最終週の日曜日に開催されます。

中部地方では最大級のスケールで、上がる花火は1万3,000発以上。ワイドスターマインやナイアガラの滝、手筒花火など、どれも見応えありますが、最大の見所はメロディ花火でしょう。音楽のリズムに合わせて花火が打ち上がると、まるで夜空で光が踊っているような光景に見物客は酔いしれるのです。

また、花火大会の前日は「豊田おいでんまつり」が開催しています。祭りの象徴となるおいでん踊りはリズミカルかつ躍動感に満ちており、見ているだけで楽しい気分になれるでしょう。

花火大会に行くならば、前日のおいでんまつりから参加するのがおすすめです。2日間を満喫したあと、フィナーレとなる花火を見届ければ、最高の思い出になるかもしれません。

➁ 長良川花火大会
長良川花火大会

岐阜市の長良川河畔で夏に行なわれる2つの花火大会を合わせて、「長良川花火大会」と呼びます。7月最終週の土曜日に開催される、中日新聞主催の「全国選抜長良川中日花火大会」と、8月第1週の土曜日に開催される、岐阜新聞・岐阜放送主催の「全国花火大会」のことです。2日間に渡って3万発以上の花火が上がるのは、国内ではこの花火大会しかありません。

3万発以上の花火が組みこまれたプログラムは見応えたっぷりです。ワイドスターマインやナイアガラの滝などが次々と披露されて、見物客は時間を忘れて見入ってしまうことでしょう。

岐阜県の伝統的な観光地である長良川ということもあり、風流な花火見物スポットもあります。鵜飼い観覧舟と岐阜城です。篝火(かがりび)に照らされる舟上や、長良川を見下ろす天守閣から見る花火は、格別な美しさでしょう。見る場所によって花火は表情を変えるので、「長良川花火大会」は何度でも訪れたくなります。

3‐3.西日本の花火大会

西日本の花火大会

最後に紹介するのは西日本の花火大会です。大阪市の「なにわ淀川花火大会」と福岡県久留米市の「筑後川花火大会」を紹介します。どちらも西日本を代表する花火大会で、素晴らしい花火を見物できることでしょう。

➀ なにわ淀川花火大会
なにわ淀川花火大会

大阪市の淀川河川敷で、例年8月の第2土曜日に開催される「なにわ淀川花火大会」。1989年(平成元年)からはじまった、まだ歴史の浅い催しながら、大阪の夏の風物詩として定着しています。

一般的に花火大会の運営は大企業や自治体ですが、「なにわ淀川花火大会」の運営は地元ボランティアスタッフです。住んでいる町を盛り上げようと、地元の人々が集まっています。

淀川と周辺の町を包みこむように開く大輪の花。地元の人々の郷土愛が形になったかのような光景に、見物客は胸を熱くすることでしょう。

「なにわ淀川花火大会」を見物するなら、納涼船がおすすめ。川岸に大型の船を着岸させた、最も近くで花火を見ることができ、どの花火大会よりも迫力があると評判です。興味がある方は、完全予約制となるので事前にチケットを手に入れておきましょう。

➁ 筑後川花火大会
筑後川花火大会

「筑後川花火大会」は福岡県久留米市の筑後川沿いで、例年8月5日に開催されます。発祥は1650年(慶安3年)。久留米藩主の有馬忠頼が藩内に社殿を建てたお祝いに、花火を上げたのがルーツとなりました。江戸時代からときを経て、西日本でも最大規模の花火大会に発展したのです。

訪れる見物客は毎年45万人以上、上がる花火は約1万8,000発。京町会場と篠山会場の2ヵ所より打ち上げられ、ナイアガラの滝や尺玉など、筑後川の水面と夜空を彩ります。起承転結のあるスターマインは後半に向かうにつれて盛り上がっていき、感動のフィナーレは見物客の胸にきっと残ることでしょう。

ここまでは花火大会について解説してきました。花火大会に関する様々な情報に触れて、新発見はありましたか?もし、気になる花火大会を見つけたのなら、足を運んでみて下さい。夜空を彩る大輪の花は、きっと忘れられない思い出になることでしょう。

施設リサーチ/ホームメイトリサーチでは、全国の花火大会やその周辺の生活施設を検索することができます。こちらも合わせてご利用下さい。