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日本の祭りとは
祭りとは、みんなでおいしい物を食べたり、花火を眺めたりする娯楽行事のひとつです。しかし、かつては神様へ感謝の気持ちを示し、祈りを届けることを目的とした神聖な行事でした。時代が変わるごとに、祭りは多様化され、娯楽要素が強いものへと変化していったのです。
本記事では日本における祭りの歴史と特徴をはじめ、「日本三大祭り」の紹介、日本と海外の祭礼との違いについて詳しくご紹介します。
日本の祭りの歴史

日本で祭りが始まったのは紀元前、「天の岩戸隠れ」の神話にあると言われています。太陽の神「アマテラス」が、弟の「スサノオ」の傍若無人なふるまいに恐れて、天の岩戸に隠れてしまいました。
その結果、世の中は闇になり、様々な災いが発生。そこでアマテラスに何とかして外に出てきてもらうために、八百万(やおよろず)の神は岩戸の前で踊ったり、歌ったり、盛大な宴をはじめます。
外の様子が気になったアマテラスは岩戸から顔を出し、ようやく世界に光が戻りました。この「天の岩戸隠れ」のエピソードが祭りの起源とされ、以来、日本では神社・寺院を中心に行事や儀式としての祭りが始まったのです。
また「祭り」の語源である動詞の「祀る」(まつる)は、神々に供物を奉るという意味があります。このことから、日本の祭りには神々がかかわっていた可能性が高いと考えられているのです。
古代において祭りとは、神様に五穀豊作や平和を願ったり、厄災が訪れたときには退散を願ったり、良いことがあれば感謝を示したりする儀式の形態でした。
江戸時代に入ると祭りに対する宗教性は薄れ、娯楽化されていきます。祭りの主役は神仏から庶民に変わり、山車(だし)や神輿(みこし)、獅子舞(ししまい)、花火などの派手な演出で大衆文化として定着しました。
しかし明治時代に入り、政府から「神仏分離令」が発令されることで、仏教行事は禁止となり、多くの祭りが消滅。やがて終戦後、祭りを復興させようとする動きが活発になり、人々は積極的に祭りに参加するようになりました。
日本の祭りの特徴

日本の祭りは多様性があることが特徴のひとつ。世界ではキリスト教など唯一の神を崇める「一神教」と、様々な神を崇める「多神教」がありますが、日本では古来より、「森羅万象すべてに神が宿る」という信仰を持っていました。
これは海や山などの自然をはじめ、米などの穀物、食器や草履といった日用品に至るまで、すべての物に神が宿っているという考えです。
これによって日本各地には様々な信仰形態や祭りが誕生。例えば東北地方では、なまはげが練り歩く「なまはげ柴灯(せど)まつり」、四国では連と呼ばれる踊り手の集団が踊り歩く「阿波おどり」、沖縄ではエイサー(盆踊りにあたる沖縄の伝統芸能)が練り歩く「沖縄全島エイサーまつり」というように地方で行われる祭りはイベントも象徴も全く異なります。
このように多様性がある日本の祭りですが、神様が乗る「神輿」の存在は全国各地の祭りで共通。各地方で開催される祭りで見ることができます。
日本の有名な祭り
祇園祭

祇園祭は毎年7月1日~7月31日の1ヵ月間にわたって「八坂神社」(やさかじんじゃ:京都府京都市東山区)周辺で執り行われる祭りのこと。
869年(貞観11年)の清和天皇の時代から1,000以上も続く祭りで、古くは「祇園御霊会」(ぎおんごりょうえ)と呼ばれていました。
祇園祭は7月1日の「吉符入」(きっぷいり:行事の無事を祈願する祭りのこと)から、7月31日の「疫神社夏越祭」(えきじんじゃなごしさい)で幕を閉じます。
この間にユネスコ無形文化遺産にも登録されている7月17日(前祭)と7月24日(後祭)の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)をはじめ、神輿洗式(みこしあらいしき)、宵宮祭(よいみやさい)、献茶祭(けんちゃさい)、石見神楽(いしみかぐら)、花傘巡行(はながさじゅんこう)など、他の祭りとは比べ物にならないほど多くの行事が日程別に開催。
なお、祇園祭は八坂神社が主催する行事と、山鉾町(やまぼこちょう)が主催する行事に大別されますが、一般的には山鉾町主催の行事が「祇園祭」と認識されています。
天神祭

天神祭は天変地異を恐れる人々が平穏な世の中を祈願し、神が荒ぶることのないように祀り鎮めるための祭りで、祭神である「菅原道真」(すがわらのみちざね)の命日にちなんだ縁日で25日前後に行われます。
天神祭は「大阪天満宮」(大阪府大阪市北区)が鎮座した2年後の951年(天暦5年)からはじまりました。
この時代の祭事は、社頭(しゃとう)の浜から大川に神鉾(かみほこ)を流し、流れ着いた場所に御旅所(おたびしょ)を設けて、禊払いを行うというもの。これが「鉾流神事」(ほこながししんじ)のもととなり、その御旅所で休む神を人々が船で奉迎したことが、「船渡御」(ふなとぎょ)の起源とされています。
天神祭は例年6月下旬の吉日から7月25日の約1ヵ月半かけて開催。なかでも「日本三大祭」のひとつとして知られる大阪天満宮の天神祭は、7月24日と7月25日の2日間で行われます。
特に25日の本宮船渡御では、菅原道真公の御神霊を乗せた「御鳳輦船」(ごほうれんせん)を中心に、約100艘の大船団が大川を渡る姿は圧巻。さらに船渡御では、神楽や能楽、郷土芸能が上映され、約5,000発もの花火も打ち上げられます。
神田祭

神田祭は隔年で5月中旬に行われる「神田明神」(東京都千代田区)の祭りです。「神田明神祭」とも呼ばれている神田祭は、江戸幕府公式の祭礼であったことから、「天下祭」として知られています。
これは江戸幕府を開いた徳川家康が、合戦前には必ず神田明神で戦勝を祈祷したことが由来です。なお、神田祭には奇数の年に行われる「本祭」(ほんまつり)と、偶数の年に行われる「陰祭」(かげまつり)がありますが、一般的に神田祭と言えば、「本祭」のことを指します。
本祭の5月15日に近い土曜日に行われる「神幸祭」(しんこうさい)は圧巻。鳳輦(ほうれん:屋根に鳳凰の飾りがある神輿のこと)や宮神輿が平安装束を纏った人々に付き添われ、神田、日本橋、大手、丸の内、秋葉原などを巡行して祓い清めます。
また神幸祭の翌日に行われる「神輿宮入」(みこしみやいり)は、町内会ごとに「神輿連合」を設立し、各地区を巡行。神輿を担ぐ人の中にはふんどしを締めたり、手古舞(てこまい)を出したり、熱気あふれる様子を楽しむことができます。
日本の祭りと外国の祭りの違い

日本にも様々な祭りがあるように、海外にも個性豊かな祭りが存在。日本の伝統的な祭りのほとんどが、神社や寺に紐づけられています。
これに対し、海外では、キリスト教や神道、イスラム教など各宗教によって様々な祭りが開催。
例えばキリスト教に関連する「復活祭」(イエス・キリストの復活を祝う祭り)や「クリスマス」(キリストの生誕祭)をはじめ、唯一の神「アッラー」への信仰を表すイスラム教の「犠牲祭」などがあります。
また世界中の労働者達が団結する日「メーデー」、農民の間で行われる「収穫祭」など、宗教以外でも数多くの祭りが存在。その他にも暦や自然に由来する祭り、祝日・記念日に関連する祭りもあります。
しかし、外国の祭りもまた、日本の祭りと同じく、神様に感謝の祈りを捧げ、五穀豊穣や平和を願うことには変わりはありません。
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