花火大会

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日本の花火大会とは

「夏の風物詩」として知られている花火大会は、主に7月中旬から8月中旬にかけて全国各地で開催される行事です。開催の目的には、戦争・災害などで犠牲になった人々への供養をはじめ、奉納煙火としての花火、競技としての花火など様々な目的が存在しています。

本記事では、日本の花火大会における魅力と特徴、歴史などをご紹介。また「日本三大花火大会」として有名な「全国花火競技大会」、「土浦全国花火競技大会」「長岡まつり大花火大会」について詳しくまとめました。

日本の花火大会の魅力と特徴

日本の花火大会

花火大会は、日本の夏には欠かせない風物詩。全国各地で花火大会が開催され、毎年多くの見物客で賑わっています。また花火大会には、伝統的な花火大会をはじめ、様々なコンセプトの花火大会が存在。夏だけではなく、秋に開催される花火大会もあります。

なお、日本の花火大会で打ち上げられる花火は、世界各国の花火と比べ、丸く均一に開き、色を変化させながら広がっていくことが特徴です。

空に打ち上げられた花火は、宙で大きく開花し、燃え尽きるまで様々な色や形を見せ、多くの人達に感動を与えます。また花火は、花火師達が精魂込めて伝えてきた伝統技術。花火大会では、花火師達の趣向を凝らした様々な演出を楽しむことができるのも魅力と言えます。

花火の歴史

花火の歴史には諸説がありますが、秦(しん:中国)の始皇帝時代、戦場の狼煙(のろし)として使用されていた黒色火薬が始まり。その後、シルクロードを通ってヨーロッパ諸国に火薬が伝わり、14世紀頃になると、イタリアで初の「見て楽しむ」花火が始まります。

ここから花火は世界各国に広がり、各国独自の花火が作られるようになりました。

なお、日本では「元寇(蒙古襲来)」の際、武器として火薬が持ち込まれましたが、花火が鑑賞されるようになったのは、江戸時代。1613年(慶長18年)にイギリス国王の使者が徳川家康に花火を献上したことや、同年、「駿府城」(すんぷじょう:静岡県葵区)で明(みん:中国)の商人によって打ち上げられた花火を徳川家康が見学したことが記録に残っているのです。

また1582年(天正10年)に、キリシタン大名の「大友宗麟」(おおともそうりん)がイエズス会宣教師に花火を打ち上げたという説や、1589年(天正17年)に「伊達政宗」(だてまさむね)が、唐人(とうじん:中国人)によって打ち上げられた花火を鑑賞したという説も存在します。

花火大会の目的

隅田川花火大会

国内で初の花火大会が行われたのは、江戸幕府8代将軍「徳川吉宗」(とくがわよしむね)の時代。1732年(享保17年)に「享保の大飢饉」が起こり、多くの人々が犠牲となりました。

また江戸市中には疫病が大流行し、死者が続出。そこで犠牲となった人々の慰霊と悪疫退散を祈って、両国(隅田川)の川開きに合わせて「水神祭」が催され、1733年(享保18年)には両国橋付近で花火を打ち上げました。

このときに打ち上げられた花火こそ「隅田川花火大会」の起源。やがて花火大会は夏の恒例イベントとして開催され、全国各地でも実施されるようになりました。

なお、花火大会が開催される目的は多岐にわたります。ここでは、花火大会の主な目的についてご紹介しましょう。

慰霊・鎮魂のため

花火大会には戦争や災害などで犠牲になった人々への供養や、鎮魂を捧げるという意味を込めて開催される花火大会があります。また花火は「送り火」や「迎え火」の一種とも言われており、ご先祖様の霊を送り迎えする際の灯火として利用。お盆の時期に花火大会が多いのも、このためと言われています。

なお、花火大会は地域によって新盆(7月13日~7月16日)、旧盆(8月13日~8月16日)など開催時期は様々です。

奉納のため

花火大会には、奉納を目的に開催される花火大会もあります。奉納とは神仏や精霊に供物を捧げること。この供物は物品や絵馬、神楽など多岐にわたりますが、「片貝まつり」(浅原神社秋季例大祭奉納大煙火)のように、家内安全や健康祈願など願いを込めて花火を打ち上げる「奉納花火」も存在。

なお、奉納花火の多くは神社の例祭として開催されますが、水死者の供養を込めて、川や海などで開催される場合もあります。

競技のため

花火師による花火の組み立て

競技のための花火大会とは、全国から選ばれた一流の花火師達が、規定内のルールにしたがって技を競い合う大会です。

花火の美しさはもちろん、花火を打ち上げる技術も審査対象。あらかじめ設定されたテーマに沿って花火を打ち上げる花火大会もあります。

地域活性化のため

花火大会には、地域活性化を目的として開催している花火大会も数多く存在。毎年、花火大会を見物するために多くの観光客が開催地へ訪れます。その際、宿泊施設や観光施設が利用されることで、経済効果が見込まれるのです。

その他にも記念式典や新年の花火、イベントのフィナーレなどで花火が打ち上げられるケースがあります。

日本三大花火大会

日本各地には、様々な花火大会が開催。なかでも「全国花火競技大会」(ぜんこくはなびきょうぎたいかい:秋田県大仙市)、「土浦全国花火競技大会」(つちうらぜんこくはなびきょうぎたいかい:茨城県土浦市)、「長岡まつり大花火大会」(新潟県長岡市)の3つは「日本三大花火大会」と呼ばれ、毎年多くの見物客が訪れます。

全国花火競技大会(大曲の花火)

全国花火競技大会(秋田県)

「全国花火競技大会」は、例年8月最終土曜日に秋田県大仙市(だいせんし)にある「雄物川河川敷運動公園」(おものがわかせんじきうんどうこうえん)で開催される花火大会です。

かつて大仙市が「大曲市」(おおまがりし:秋田県に存在していた市)であったことから、「大曲の花火」(おおまがりのはなび)としても知られています。

全国花火競技大会は1910年(明治43年)に、「諏訪神社」(すわじんじゃ:大仙市大曲)の祭典における余興として開催された「奥羽六県煙火共進会」(おおうろっけんえんかきょうしんかい)が始まり。その後、1915年(大正4年)に「全国花火競技大会」と名称を変え、大規模な花火大会へと発展しました。第二次世界大戦などによる中断を経て、今へと至ります。

全国花火競技大会はこれまでに「内閣総理大臣賞」をはじめ、「経済産業大臣賞」や「中小企業庁長官賞」など数々の賞が授与されました。特に内閣総理大臣賞が与えられる花火大会は、全国でも全国花火競技大会と「土浦全国花火競技大会」の2大会だけとなっています。

全国花火競技大会は、実際に玉を作った一流の花火師達が打ち上げることが特徴です。また日本で唯一「昼花火の部」があり、「煙竜」(えんりゅう:染料剤を詰めた発煙筒をパラシュートで吊り、発煙筒の先から噴出する色煙で竜を描く花火)と「割物」(わりもの:打ち上げられた花火玉が上空で破裂することで鮮やかな色や光を出す花火)を楽しむことが可能。

その他にも全国花火競技大会の競技種目には「自由玉の部」、「芯入割物の部」(しんいりわりもののぶ)、「創造花火の部」があり、最も優秀な花火には内閣総理大臣賞が与えられます。

土浦全国花火競技大会

土浦全国花火競技大会(茨城県)

「土浦全国花火競技大会」は、毎年11月の第1土曜日に、茨城県土浦市で開催される花火競技大会です。

1925年(大正14年)、茨城県土浦市文京町にある「神龍寺」(じんりゅうじ)の住職が、航空隊殉職者の慰霊と土浦の経済を活性化するために、私財を投じて、霞ヶ浦(かすみがうら)湖畔で花火大会を行ったのが始まり。1971年(昭和46年)からは、土浦市の桜川に架かる学園大橋付近で開催されています。

土浦全国花火競技大会は、全国でも数少ない秋開催の花火大会。「スターマイン(速射連発花火)の部」、「10号玉の部」、「創造花火の部」の3部門で競われます。なかでもスターマインの部は、「土浦における花火の歴史」と言われるほど重要視され、スターマイン日本一を決める大会としても有名です。

全国花火競技大会と同じく、3部門の中で最も優秀な花火には、内閣総理大臣賞が与えられます。その他、競技の合間には「ワイドスターマイン土浦花火づくし」や「エンディング花火」など余興花火も充実。花火師達の魂が込められた、美しい花火を楽しむことができます。

長岡まつり大花火大会

長岡まつり大花火大会(新潟県)

「長岡まつり大花火大会」は、毎年8月1日から3日かけて、新潟県長岡市で開催される「長岡まつり」のうち、8月2日と8月3日に行われる花火大会です。

長岡で初の花火大会が行われたのは、1879年(明治12年)9月14日と9月15日のこと。千手町八幡様の祭りで遊廓関係者が資金を出し合い、350発の花火を打ち上げたのが始まりとされています。

その後、戦争により花火大会は中止になりますが、長岡空襲からの復興を願って1946年(昭和21年)8月1日に開催された「長岡復興祭」をきっかけに、1947年(昭和22年)に花火大会も復活しました。以降、毎年8月1日を「戦災殉難者の慰霊の日」、8月2日と8月3日を「花火大会の日」とし、祭りの期間には「平和祭」「昼行事」「大花火大会」などを開催。8月1日には、長岡空襲の始まった時刻に合わせて「慰霊と平和の祈り」と称した花火を3発のみ打ち上げています。

なお、長岡まつり大花火大会は、全国花火競技大会や土浦全国花火競技大会と異なり、花火を競う大会ではないことが特徴です。信濃川から打ち上げられる美しい花火は、戦争で亡くなられた方への慰霊と、長岡市の復興、平和への願いが込められています。

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