夏といえば、花火。今回やって来たのは、毎年全国から人が訪れ、テレビ中継も行なわれているという秋田の名物「大曲の花火」です。いろいろな花火を見てきた検太郎ですが、大曲の花火ははじめて。どんな花火が見られるか楽しみです!
写真提供:大曲商工会議所
- 交通アクセス
-
秋田県大仙市の「全国花火競技大会(大曲の花火)」への交通アクセス情報をご紹介します。
- 所在地
- 〒014-0027秋田県大仙市大曲通町1番13号(大曲商工会議所)
- アクセス
-
- 電車・鉄道でお越しの方
-
- JR田沢湖線「大曲駅」下車 徒歩19分
- 路線バスでお越しの方
-
- 「市営球場前バス停」下車 徒歩9分
- 「花園町バス停」下車 徒歩9分
- 「金谷町バス停」下車 徒歩11分
- 高速道路ICでお越しの方
-
- 秋田自動車道「大曲IC」から 4.7km

江戸時代から大曲一帯の神社では、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全を祈るために花火を奉納する習わしがありました。花火に親しみの深かったこの土地で花火師が花火の出来を競い合う競技大会がはじまったのは、1910(明治43)年。戦災で中断しながらも復活し、今に至ります。


全国の花火師が技を競うための花火大会です。大曲の花火は、内閣総理大臣賞など権威ある賞が授与される花火大会で、2015年は28社が参加しました。花火師は各部門にテーマを持たせた1作品ずつを披露し、審査員がそのでき栄えを評価します。

全国でも唯一となった、昼花火の競技から大会ははじまります。昼花火は夜とはひと味違う趣があり、昔から花火通が好む花火とされてきました。まだ明るい空をバックに、色煙で描き出す昼花火は、色彩の豊かさや模様の多様さがポイントです。


すでに会場は大賑わい。昼花火の部が終わったら、夜花火の部までは少し時間があります。屋台もたくさん出ているので、お目当てのものがあれば買いに行くチャンスです!



職人の技を一発の花火で表現する10号玉の部には、伝統的な「芯入割物(しんいりわりもの)の部」と、形や色彩が豊かな「自由玉の部」の2部門があります。芯入割物は真円で開き、変化しながら一斉に消えるのが理想。自由玉は、星がゆっくりと垂れていく「冠菊(かむろぎく)」や、いくつもの花が同時に開く「千輪(せんりん)」など、その形はバリエーションに富んでいます。

花火大会当日、約1.6kmにもおよぶ打ち上げ会場には、たくさんの筒が連なるように並んでいます。花火師たちがこの花火大会のためにつくり上げた花火を、大曲の大会では花火師が自らの手で打ち上げます。

創造花火とは、名前の通り、伝統的な概念を打ち破る花火のことです。花火師は様々な技術を自由な発想で組み合わせ、色彩、音楽にのせたときのリズム感、立体感などを表現します。いかに独自性をもってテーマを演出し、観客を魅了できるかがポイントです。




競技花火が終わると、花火大会にも終わりが近づきます。毎年テーマを変えて打ち上げられる華やかなフィナーレの花火は、20時45分頃から。夜空いっぱいに広がる光の芸術を、心ゆくまで楽しむことができます。

大会プログラムには、各花火のテーマや、花火の型についての説明など、豆知識も載っているのでぜひ手に入れましょう。迫力ある花火を見たいなら、目の前が打ち上げ場所となる有料観覧席を事前に予約するのがおすすめ。大勢で楽しめるマス席の他、1席から押さえられるイス席もあります。

今回撮影協力してくれたのは…全国花火競技大会「大曲の花火」
秋田県大仙市で行なわれる大曲の花火は、全国3大花火のひとつにも数えられる、全国でも有数の花火競技大会です。人気の鑑賞スポットは、何と言っても抽選販売される約3万席の有料観覧席ですが、有料席の横に設けられた自由席も注目の鑑賞スポット。周囲には高い建物が少ないため、JR大曲駅から歩いてくる途中にも、きれいな花火がゆっくりと楽しめる場所があるのだそう。また、全国各地から来る人のために、大会の前後に「花火ウィーク」も開催しており、期間中は花火の打ち上げの他、地元グルメの屋台やパフォーマンスステージなどの催しが楽しめます。
- 開催日
- 2016年8月27日(土)※荒天順延
- 昨年の人出
- 約71万人
- 打ち上げ数
- 約1万8,000発
- 場所
- 大曲花火大橋下流 雄物川河畔(秋田県大仙市)

詳しくは「こちらのページをご覧下さい!
この施設を友達に教える
- この祭り周辺の観光名所を探す
-
-
- 近隣の観光名所(旅行)
- 施設近隣の観光名所検索「半径3km」
-
- 近隣のホテル・旅館
- 施設近隣のホテル・旅館検索「半径3km」
-
※2016年の情報をもとに制作しています。