青柏祭
青柏祭は5月3日〜5日まで開催される七尾市のお祭りのひとつで、名前の由来は青い柏の葉に農作物や魚介をのせて豊作豊漁を願う神事のことで日本でも大きい山車で有名です。
4月に入ると祭りの寄付金を募る「花集め」が始まりますが、今でも残る伝説で、でか山に寄付をすると幸運に恵まれるという言い伝えがあるそうです。
鍛冶町、府中町、魚町を山町と言い、一昔前は仲が悪かったそうですが、今では敵対心も薄くなり町の若い者同士の励まし合う姿が各所で見受けられ地域の結束を固める祭りのように感じました。
3日の夜から鍛冶町の【宵山(よいやま)】が出され、4日未明には府中町の【朝山(あさやま)】、朝には魚町の【本山(ほんやま)】と続き、「エンヤー、エンヤー」の掛け声で高さ12メートル、重さは20トンの山車が七尾の細い路地を進む姿はとても迫力があります。
でか山をたくみに操る梃子(てこ)衆や木遣(きや)り唄で合図を出す木遣り衆のあうんの呼吸は見事なもの!直角に方向転換する見せ場の「辻回し」が成功すると、見物客から拍手と歓声があがります。
最終日の5日は3台のでか山が七尾市中心部を巡り3台のでか山が集結した姿は迫力満点です。
青柏際は町外の人達も祭りに参加することが出来ます。迫力ある大きなでか山を引っ張ってみるのも良い経験になると思いますよ。
屋台も出ているし、連休と重なるお祭りで観光客も大勢いらっしゃっているのでとても賑わうお祭りですよ。