尾張三大奇祭のひとつ
七所社で毎年旧暦1/17に厄除け、子孫繁栄、天下太平、五穀豊穣などを祈念して行われるお祭りです。ちょうど国府宮のはだか祭の4日後に行われます。お祭りの名前の由来は、お祭りで使う祭具のきねとこさです。
庄内川にて川祭り、古式行列、境内の本殿本祭り・厄除神事を行います。
川祭りは役者が竹を持って氏子を先頭に宮司さんたちと庄内川の川岸へ移動し、役者は川の中へ運んだ竹を立てて1人が登り、竹の折れた方向でその年の吉凶を占います。
古式行列は氏子を先頭に宮司さん、役者は祭具を持ち、黒服(本厄の男性)などの人たちが行列をつくり佐屋街道から境内へ歩きます。
境内の本殿内で神事が行われて黒服の娘さんが巫女姿で榊を持って舞を奉納します。
厄除神事は、観衆の円の中で役者が祝詞を列を作り回りながら読み、その後祭具を持ち決まった所作を行います。その間に他の役者が祭具で厄落としに本厄の男性のお尻を叩いたり、祭具の中で1番大きいかさほこを役者数人で持ってぶつかりにいったり、観衆の一般の人にもそれぞれ祭具で軽く体の一部を叩いたり触って厄落としをします。
数えの42歳の本厄の男性が通称黒服とよばれスーツ姿で厄除神事で厄落としされる側で、本厄で参加した人の中から翌年後厄を10人が役者をやります。役者は他に子役が2人います。
地元の小学校では授業の一環で川祭りを見に行ったりしました。
佐屋街道から境内までの道路はたくさん屋台が出ていて賑わいます。