ご神体の帰座を祝う
この祭りは、室町時代に始まったそうです。
由来は、室町時代の足利三台将軍義満の時代に北朝の勝利を以って終焉した南北朝の戦いによって敗走した南朝方の残党が談山神社近くに山に立てこもり火を放つ事件を受け、一時的に別の場所にご神体を遷座したそうです。しばらくして、ご神体が帰座しました。そのときの年号が嘉吉元年でした。以来、人々は、ご神体を遷座しないといけない事態が起きないよう毎年、たくさんの秋の収穫物を供えて祈るようになったそうです。平和を祈るためのお祭りがいつまでも続くように祈りたいですね。