太古からの神事
関門海峡の九州側の突端にある和布刈神社、ここで毎年旧暦の元旦に関門海峡の安全祈願に行われるのが和布刈神事です。西暦200年頃には神社があったということなので、その頃から続いてる祭事です。
その名前を聞いたことがあっても見たことがないというのが地元の方でも普通です。何しろ神事が始まるのは夜中も真夜中!
宮司数人が松明の明かりを頼りに神社のすぐ下の海で和布を狩り神前に納めるのです。私がまだ子供の頃に神社の近くに住んでいた親戚に連れられて行ったのですが、それっきりのことです。
季節の風物詩として、テレビや新聞に取り上げられる事が多い和布刈神事ですが、機会があれば是非実際に見てください。古代から伝わる厳かな儀式が見れますよ。