学問の神様として・・
日本三大孔子廟であり、佐賀県重要無形民俗文化財として指定されている多久聖廟。
孔子や高弟に感謝をして丁重にお供えをあげる儀式が春季・秋季に行われる多久聖廟の釈菜です。
儀式では、釈菜(せきさい)と呼ばれる甘酒や銀杏(棗)・栗・芹・筍の蔬菜類と雉肉(鮒)・御飯・餅などを供えられ、雅楽演奏の中で厳かに執われます。供え物の器などは創建陶磁のものが使われている為、伝統を感じさせます。
春・秋と年に2回行われ、秋季の釈菜を過ぎた多久聖廟は受験シーズンに向けて人が多く参拝されます。学問の神様として有名なため多久聖廟は参拝者が大変多いのが特徴です。