江南ふじまつり
こうなん ふじまつりは、愛知県江南市前飛保町にある曼荼羅寺で、毎年4月中旬から5月のゴールデンウィークにかけて行われるお祭りです。
曼荼羅寺公園内には、最長75m、広さ4700平方メートルの藤棚に、早咲きから遅咲きまで11種類、60本の藤が色鮮やかに咲いています。
特に人気があるのは、長く伸びる九尺藤や華やかな紅藤で、写真スポットにもなっており、各地からカメラを持った方たちが多く訪れています。
名鉄江南駅から、バスで約15分、無料シャトルバスも江南市内を周遊しており、また曼荼羅寺周辺では民間の臨時駐車場が設けられますので、公共交通機関、マイカーどちらでもアクセスは抜群です。
藤は紫色だけではなく、白、ピンク、濃い紫や薄紫など様々な種類の藤を楽しむことができますし、その他にも見事な大輪の牡丹が約200株ほどあり、藤と牡丹、つつじなども楽しむことができるため、多くの方が訪れます。
藤の名所はいくつかありますが、大輪の牡丹を見る機会があまりありませんでしたので、鮮やかな牡丹に感動しました。
また、ふじまつり期間中には、地元の物産販売やコンサートなどのイベントも多く行われ、2023年には4年ぶりに以前のような盛大なふじまつりとなりました。
太鼓演奏や、紅白餅配布、こどもの武将行列や、嫁見行列、市内の高校や中学校の吹奏楽の演奏や、ダンスクラブの発表も行われ、とても賑やかなお祭りを多くの方が楽しむことができたと思います。
昼間だけではなく、夜も18時30分から21時までライトアップも行われていますので、昼間とはまた違い、静かで幻想的な雰囲気の中で藤の花を楽しむことができます。
以前、すぐ近くに住んでいましたので、藤の開花とともにとてもよい香りがしたのを覚えています。毎年、藤の香りがすると春の訪れを感じていました。
その他、市内の和菓子屋さんの出張販売や、写生大会、福祉のお店の催しものなどを楽しむこともできます。
無料シャトルバスは、江南市内の、すいとぴあ江南、フラワーパーク江南、音楽寺、曼荼羅寺公園を回っていますので、ふじまつりと合わせて、各地を巡るのも楽しいと思います。
毎年、開催されていますので、ぜひ足を運んでみてください。