日本の祭り・花火大会

日本の祭り・花火大会用語辞典

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  • 掛け星
    かけぼし

    掛け星とは、打ち上げ花火に使われる「星」の種類のひとつを意味する。その丸い形から「丸星」とも呼ばれ、日本花火の最大の特徴とも言える。かつては花火師の手によってひとつずつ丸めて作られていたが、その後、「星掛け機」という回転式の釜状の道具を用いて作られるようになった。通常、掛け星はコルク片や菜種、綿の実や粒状の粘土などを芯として、酸化剤や発色剤、助燃剤などを混合した「和剤」と糊を加えた物をまぶしては乾かす作業を繰り返して製造される。この「星掛け」と言われる作業は花火のできを大きく左右し、20mm程度の尺玉の星では最低でも2、3ヵ月程の長い時間をかけて丁寧に行なわれる。また、途中で色が変わる「変色星」を作る場合は配合の異なる和剤を用いることで、燃えたときの色に変化を付けることができる。

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