日本の祭り・花火大会用語辞典
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芯入
しんいり芯入とは、花火が開いた際に中心部に現れる「芯」と呼ばれる部分を含む打ち上げ花火を意味する。花火の芯とは、花火の大輪と同心円の小さい輪を指す。この芯が入っている花火を総称して「芯入」と呼ぶが、その芯の入り方も様々でそれぞれに名前を持つ。芯が2つの物は「八重芯」、3つの物は「三重芯」など、芯が複数ある物はその数が入る。また、芯に吊り星が入っている物は「芯月」、芯が椰子になっている物を「椰子芯」、親星と同じくらい大きく開く物を「大雄芯」、ひとつの芯に様々な色が混在している物を「彩色芯」、きらきら光る粒が集まった物を「細波芯」または「キラ芯」、打ち星と丸星を組み合わせた芯によって太い花弁と細い花弁が開く物を「雌雄芯」と呼ぶ。これらの芯の名前は、玉名の中間部分に入れられるのが一般的である。
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