日本の祭り・花火大会用語辞典
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早打ち
はやうち早打ちとは、花火の打ち上げ方法のひとつを意味する。その名の通りいくつかの花火を連続して早く打ち上げるという方法だ。通常の単打ちでは、まず筒の中に揚薬が入れられてから花火玉を入れ、火種を投げ入れることで発射される。しかし早打ちの場合はその工程が大幅に異なる。早さが勝負の早打ちでは、事前に花火玉の底部分に揚薬が仕込まれており、筒には火で熱した真っ赤な焼き金がセットされている。そのため、焼き金の熱によって花火玉の揚薬に引火し、花火が打ち上がるという仕組みである。早打ちは基本的に2人1組で行ない、ひとりは筒に花火玉を落としこむ役割で、もうひとりは花火玉が入れてある容器から花火玉を出して手渡す役割を務める。
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