日本の祭り・花火大会用語辞典
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ぽか物
ぽかものぽか物とは、ふたつに割れた玉皮から様々な仕掛けが出てくる打ち上げ花火を意味する。一般的に、打ち上げ花火の種類はその構造に従い「割物」、「半割物」、「型物」そして「ぽか物」の4つに分けられる。その中でもぽか物の歴史は古く、1818年(文政元年)頃から見られ、上空でポカッと開くことから「ぽか物」と名付けられたとされている。ぽか物は、玉を割るための少量の割薬と玉の中に色々な内容物を詰めて作られる。その代表的な物として、星が柳のように垂れ下がりながら落下する「柳」、火薬を塗った四角い紙を仕込んで枯葉が落ちるような様子を演出する「葉落」、または大きな音が鳴る「雷」やブンブンという音を立てながらあちこちに火が飛び回る「蜂」などの分包物がある。
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