日本の祭り・花火大会用語辞典
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枠仕掛け
わくじかけ枠仕掛けとは、仕掛け花火のひとつを意味する。一言に仕掛け花火と言っても様々な形態の物があるが、絵や文字が浮かび上がる仕掛け花火を「枠仕掛け」または「枠物」と呼ぶ。枠仕掛けは、丸太やアルミ製のパイプなどで組まれた足場に木枠で作られた仕掛けをセットして行なわれる。そして、枠仕掛けに欠かせないのが「ランス」と呼ばれる道具だ。ランスとは小指くらいの大きさの紙パイプに色火火薬を詰めた物で、紅、緑、黄、青、白、紫など様々な色を表現することができる。このランスを約7cm間隔で枠の中に取り付けて、表現したい文字や絵を描く。昭和30〜40年代頃にかけては、花火大会においてこの枠仕掛けによってスポンサー企業名が表現されることが多かった。しかし、その他のプログラムが充実したことなどを理由に減少傾向にある。
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