日本の祭り・花火大会用語辞典
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秋祭り
あきまつり秋祭りとは、新暦で9〜11月に行なわれる祭りを意味する。夏祭りは主に疫病や災いをはらうため、また雨乞いや日頃の労をねぎらうなどの意味を持つ祭りが多いが、それに対し秋祭りは農村において「収穫を神に供えて感謝する」という目的で行なわれる。刈り取った稲や、でき上がった米を田の神様や氏神様にお供えし、秋の実りを盛大に祝う。このような秋祭りは全国各地で見られ、漁業などが盛んな場所では海産物を神様にお供えする収穫祭が開催される地域もある。また、一般市民が地域で行なう祭りの他に、天皇が国家と国民の平和と繁栄を祈る「宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)」の中にも秋祭りに該当する祭りがある。それは、「神嘗祭(かんなめさい)」と「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれる祭りで、こちらも五穀豊穣への感謝祭となっている。
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