日本の祭り・花火大会用語辞典
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お田植え祭
おたうえまつりお田植え祭とは、豊作を願い全国の神社で行なわれる田植えの神事のことを意味する。「御田植祭」と表記することもあり、神社の敷地内または近隣にある田んぼで、早乙女姿(さおとめすがた)の女性たちが田植えをしながら行なう、古風ゆかしき神事である。日本三大お田植え祭には、千葉県香取市の「香取神宮御田植祭」、重要無形民俗文化財に指定された三重県志摩市の「伊雑宮(いざわのみや) 御田植祭」、同じく重要無形民俗文化財で大阪市住吉区の「住吉大社御田植神事」がある。どれも全国的に知られる有名なお田植え祭で、田植え歌を歌ったり、田植え踊りを奉じたりしながら田植えを行なう。お田植え祭の時期は毎年4〜6月にかけて。神社によっても異なるが、ほとんどが田植えの時期に行なわれ、稲作を大切にする日本独特の儀式であると言える。
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