日本の祭り・花火大会

日本の祭り・花火大会用語辞典

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  • 粥占い
    かゆうらない

    粥占いとは、粥を用いてその年の吉凶、主に天候や農作物の豊凶などを判断する年占いのひとつを意味する。粥占いの多くは正月に神に粥を献上する際に行なわれ、各家や地域、神社の行事として行なわれるが、地域での粥占いは減少している。粥占いの方法は様々で、煮立たせた粥の中に棒を入れかき混ぜ、その棒に付いた米の数で占う方法、放置した粥のカビの生え方で占う方法、細い竹管の中に米を入れ煮て中に残った粒の数によって占う方法、前年に瓶に甘粥を入れ1年埋めて取り出し、その甘粥の状態によって占う方法などがある。粥占いに使う粥は小豆粥がほとんどであり、占う作物にも違いがあるが、方法は違えど粥によって神意を問う点は共通している。粥を用いる理由は、粥が邪気を払うと言う信仰があるためである。粥占神事を行なう主な神社は、諏訪大社の「筒粥神事(つつがゆしんじ)」、出雲大神宮の「粥占祭」など。

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