日本の祭り・花火大会

日本の祭り・花火大会用語辞典

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  • 祭主
    さいしゅ

    祭主とは、祭事を主宰する人のことを意味する。通常「さいしゅ」と読むが、正式な読み方は「まつりのつかさ」である。祭主は伊勢神宮に置かれている神職でもあり、大宮司の上に神宮祭主として位置する。祈年祭、月次祭、神嘗祭等の祭事で祝詞を奏上し、天皇の意向を神様に伝える役目を担っている。もともと明治維新前までは、大中臣の子孫、内宮荒木田神社の藤波家が世襲していた伊勢神宮の祭主だが、近代以降世襲制度は廃止。皇族祭主の制が定められ、久邇宮朝彦親王(くにのみやあさひこしんのう)や有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)などが歴任された。戦後の祭主には皇族出身の女性が歴任され、2017年(平成29年)には、昭和天皇第四皇女である池田厚子氏が就任している。2013年(平成25年)の式年遷宮の際は、祭主が高齢であることから、天皇陛下の長女である黒田清子氏が臨時神宮祭主に任命され、大役を果たした。

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