日本の祭り・花火大会用語辞典
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神幸祭
しんこうさい神幸祭とは、神が本社から出て行く際に行なわれる祭りのこと。神が出て行くことは「神幸(みゆき)」と言われており、「しんこう」や「じんこう」と読むこともある。神幸祭は遷宮や祭礼の際に、神体が本社から御旅所(おたびしょ)などに移動する際の祭りであり、神が乗った神輿(みこし)を氏子らが担ぎ、行列とともに御旅所へ向かう。また、本社から御旅所へ向かう往路を神幸、御旅所での祭事や奉納を終えたあとに御旅所から本社まで戻る復路を「遷幸(せんこう)」と言い、その際に行なわれる祭りのことを「遷幸祭」と呼ぶ。このように、神は神輿などに乗って本社から御旅所の間を移動することから、神輿が出てくる祭りの多くは神幸祭や遷幸祭と称される。
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